歴代『スカイライン』でも並外れた高性能「ターボC」登場から40年【懐かしのカーカタログ】
レスポンス / 2024年1月14日 15時0分
今から40年前の1984年、当時のR30型・6代目『スカイライン』に登場した通称“ターボC”は、歴代スカイラインの中でも並外れた高性能ぶりで注目を集めたモデルだった。
“ジャパン”と呼ばれたC210型の後継車として“ニューマン・スカイライン”は1981年8月に登場。その2か月後の同年10月、直列4気筒4バルブDOHC、FJ20E型搭載の“RS(レーシング・スポーツ)”が追加設定された。
最初のカタログの1~2ページには、赤い結晶塗装のカムカバーの写真をアップで掲載、見出しの1行には“いまや、4バルブなしにDOHCは語れない”とも。当初のスペックは最高出力150ps/6000rpm、最大トルク18.5kg-m/4800rpm。
その後1983年2月になると、ターボチャージャーをドッキングさせたFJ20ET型を搭載。190ps/23.0kg-mをモノにし、カタログの文面にも“スカイライン史上最強の動力性能”の文字が踊る。このRSターボでは足回り、ブレーキ、クラッチ等も強化された。
また1983年8月のマイナーチェンジで、後に“鉄仮面”と呼ばれることになる新しい外観に。また同年10月にはノンターボのAT車、RS-Xが設定された。
そして1984年2月の改良を機にターボが空冷式インタークーラー付きに進化。この時、スペックがリッター当たり100ps超えの205ps/25.0kg-mに。
インタークーラーはレーシングターボなどの経験から、“水冷式は構成が複雑かつメンテナンスなどにも難があり、実車に搭載した状態での冷却性能にも限界がある”(カタログより)という理由から空冷式が選ばれたとのことだ。インタークーラー付き車は、正面向かって右下のアンダースポイラー部に専用のダクトが設けられていた。
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