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トヨタからOEM、マツダ2 ハイブリッドが ヤリス と違う顔に

レスポンス / 2024年1月15日 7時0分

マツダ(Mazda)の欧州部門は、小型ハッチバック『マツダ2ハイブリッド』の改良新型を、3月に英国で発売する。現地ベース価格は、2万4130ポンド(約445万円)と発表されている。


マツダ2ハイブリッドは、トヨタ自動車の欧州事業統括会社からOEM供給されるトヨタ『ヤリス・ハイブリッド』を、マツダブランド車として販売しているモデルだ。マツダ2ハイブリッドは2022年春、欧州市場に導入された。トヨタとマツダは、2015年の業務提携に向けた基本合意以降、先進技術、合弁工場、販売金融など、さまざまな分野にて協業しており、トヨタハイブリッド車のOEM供給は、そのひとつだ。


マツダ2ハイブリッドの改良新型では、ヤリスとのエクステリアの差異化が図られた。従来のマツダ2ハイブリッドの外観は、エンブレムを除けば、ヤリス・ハイブリッドそのものだった。改良新型では、フロントグリルをマツダならではの「5ポイントグリル」に変更し、ヤリス・ハイブリッドとは違うフロントマスクを構築した。リアのガーニッシュも、従来のブラックからボディ同色仕上げに変更している。


ハイブリッドシステムは、可変バルブタイミングを備えた1.5リットル直列3気筒ガソリンアトキンソンサイクルエンジン(最大出力92ps/5200rpm、最大トルク12.2kgm/3600rpm)に、モーター(最大出力80ps、最大トルク14.4kgm)を組み合わせたものだ。システム全体の高効率化と、ハイブリッドシステム専用のエンジン設計が行われている。


ハイブリッドシステム全体の出力は、116psを獲得する。0~100km/h加速は9.7秒、最高速は175km/hとした。容量4.3Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載する。WLTP複合サイクルによる環境性能は、燃費が26.3km/リットル、CO2排出量は87g/kmとした。


このエンジンは、内部摩擦と機械的損失を低減し、燃焼性能を最適化した。ロングストロークやバルブ挟角拡大などの高速燃焼技術を採用し、低燃費と高出力を両立する。エンジンの騒音と振動を低減するバランスモジュールも装備した、としている。

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