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横移動・旋回も手を離さずに、パドル制御「DRiVE X」を新採用 ヤマハの新スポーツボート

レスポンス / 2024年1月16日 16時30分

ヤマハ発動機は、2024年4月よりスポーツボートの新モデル4種を順次発売すると発表した。新ラインアップは、ラグジュアリーなフラッグシップ「275SD」、ウェイクスポーツに特化した「255XD」および「252XE」、コンパクトな艇体ながら優れた走行性能と居住性能を併せ持つ「AR195」の4モデル。


注目はウェイクスポーツ向けの「255XD」に新たに採用されたパドルコントロールシステム「DRiVE X (ドライブエックス)」だ。ステアリングから手を離さずにスイッチ操作で横移動やドックモード(着岸)などの操作が可能となり、操縦性、機能性の向上を図っている。また、「252XE」は新開発のHOエンジンを搭載し、加速性能と最高速が向上した。


カラー&グラフィックでは、「255XD」と「AR195」において鮮やかなブルーのアクセントを入れてエクストリームイメージを演出している。


新システム「DRiVE X」は、ステアリングホイールから手を離さずに横移動やその場での旋回(回頭)、艇体を桟橋に押しつけて横付けをキープできるドックホールドなど、離着岸や狭い水路などでの操縦性を飛躍的に高めます。「275SD」のほか、2024年ラインアップでは、新たに「255XD」にも搭載された。


全モデルで、エンジン情報や走行情報、各種操船コントロールを集中管理する「コネクスト・マルチファンクションディスプレイ」を採用。安定した低速走行を可能にする「スラスト・ディレクショナル・エンハンサー(T.D.E.機構)」、港内など必要に応じて安定した微速航行を可能にする「ノーウェイクモード」、長時間のクルーズ時に一定のエンジン回転数を保持する「クルーズアシストシステム」などを採用し、快適なボーティングを提供するという。


ウェイクスポーツに特化した「255XD」「252XE」では、大容量のバラストタンクを採用し、ウェイクスポーツに最適な引き波を作ることができる。「255XD」では、新たにソフトバッグタイプのバラストタンクを採用。取り外しが可能で、洗浄を容易にし、バラスト不使用時はタンクを取り外したスペースを効果的に使用することができる。


価格は「275SD」が3323万0549円、「255XD」が2347万7135円、「252XE」が1995万7135円、「AR195」が993万2857円(すべて税込み)。

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