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「Eクラス」史上初のワゴン“S124”登場は、クーペよりも後だった【懐かしのカーカタログ】

レスポンス / 2024年1月21日 13時0分

1985年に本国で登場した“W124”。当初はコンパクトの『190シリーズ』に対してミディアムと呼ばれ、後に『Eクラス』となり今に続く。そのなかで、最初のステーションワゴンとして登場したのがこの“S124”だ。


今から思えば意外だが、S124の設定は、87年にクーペのC124が登場後、さらにその翌年の88年のことだった。


日本仕様はまず4気筒・2297cc搭載の「230TE」から登場。翌89年には6気筒・2960ccを搭載した4WDの「300TE 4MATIC」、さらに、いわゆる“サッコプレート”付きの外観に改められてからは6気筒・2996ccの「E300 TURBO DIESEL」 (左ハンドル)、4気筒DOHC・2198ccの「220TE」や6気筒DOHC・3199ccの「320TE」などが設定されている。


クルマそのものは、正統派セダンだったW124の実直さに、さらに実用性の高さをプラスしたもの。ホイールベースはセダンと同じ2800mmながら、リヤのオーバーハングを25mmだけ伸ばし、ラゲッジルームを確保した。


カタログには図面にはサイズの記載があり、見ると、通常の状態での前後方向は1250mm、後席座面を前にハネ上げた状態では1793mm、床面から天井までの高さは864mmなどと記されているほか、フロントシート(助手席)を倒すことで前後長2900mmまで拡張可能とも記されている。


それとラゲッジルームのフロアに格納されたベンチシートも魅力のひとつだった。後ろ向きで+2名の乗車(定員7名)を可能にし、まさにステーションワゴンならではのマルチユースを実現していた。

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