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ヤマハ発動機、電動推進機メーカー「トルキード」を買収 マリンCASE電動化の強化へ

レスポンス / 2024年1月29日 13時30分

ヤマハ発動機は、マリン電動推進機メーカーであるTorqeedo社(トルキード)を傘下に持つドイツのDeutz社との間で、トルキード社の全株式を取得する契約を締結したと発表した。


トルキード社は、マリン電動領域におけるパイオニアブランドとして知られ、電動船外機や電動船内機、バッテリー、各種アクセサリーなど、幅広い製品群を展開。特に欧州市場を中心に小型電動市場での販売実績があり、成長を続けている。また、電動モーターやプロペラ、電源系統に関する特許を多数保有し、次世代環境技術の研究開発能力に優れているという。


今回の買収は、ヤマハ発動機が掲げる中期経営戦略「マリン版CASE」の電動化分野における開発力の強化を目的としている。これにより、マリン業界でのカーボンニュートラル対応を加速させるとともに、小型電動推進機のラインナップを早期に構築することが期待される。さらに、ヤマハ発動機が長年にわたり培ってきた艇体設計技術やマリンエンジン技術とのシナジーにより、中型電動船外機の分野でも成長が見込まれる。


ヤマハ発動機は、「マリン版CASE」戦略を推進することで、今後も革新的で付加価値の高い商品・サービスを提供し続けるとしている。長期ビジョンとして「信頼性と豊かなマリンライフ」を軸に、「海の価値をさらに高める事業」の実現を目指しており、トルキード社の買収はその一環となる重要なステップとなる。

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