ヤマハ発動機、1ビーム、1ヘッドクラス世界最速の次世代表面実装機「YRM10」発売へ
レスポンス / 2024年1月30日 10時30分
ヤマハ発動機は、小型でありながら高速かつ省スペースを実現し、部品対応力と汎用性を兼ね備えた表面実装機の新製品「YRM10」を3月1日に発売すると発表した。この機械は、1ビーム1ヘッドクラスにおいて世界最速とされる5万2000CPHの搭載能力を持ち、エントリーモデル「YSM10」の後継機として開発された。
「YRM10」は、上位機種「YRM20」の最新技術を取り入れ、高速汎用ヘッドやビジョンシステムを搭載。10本のインラインヘッドとスキャンカメラを備えた「1ヘッドソリューション」機構により、ヘッド交換なしで高速性を維持しつつ、幅広い部品に対応可能としている。また、±35μm(Cpk≧1.0)の高い搭載精度を実現し、0201サイズの超小型チップ部品から中異型部品の高密度実装にも対応する。
さらに、サイドビューカメラの装備や部品のリード浮きを検出するコプラナリティチェッカーのオプション設定により、生産品質能力を向上させている。これにより、製造現場での柔軟性と効率性が求められる中、高性能・高効率な設備としての役割を果たすことが期待される。
パワートレインの電動化が急速に進む車載エレクトロニクスをはじめ、家電、パソコン、携帯電話などさまざまな製品の小型化・高密度化・高機能化・多様化とともに、製品サイクルの短期化がますます加速している。それに応じて製造現場では、部品の極小化が進むとともに、柔軟性と効率性を備えた高性能・高効率な設備が投入され、生産能力の飛躍的な向上が推進されてきた。
一方で人手不足や人件費の高騰を背景に、ロボットやAI、IoTなどの導入で工場の自動化を図り、生産性向上や設備稼働率の向上と同時に省人化が推し進められている。
ヤマハ発動機は、表面実装機をはじめとする実装設備のフルラインアップメーカーとして、装置間連携による実装工程の高効率化を総合的に実現する「インテリジェントファクトリー」の推進を図っている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
村田製作所、小型化と大容量化を両立させた積層セラミックコンデンサを開発
マイナビニュース / 2024年7月26日 18時54分
-
Razer、200HzのUHD+ディスプレイを搭載した18型ゲーミングノート
マイナビニュース / 2024年7月18日 21時13分
-
ピカリング社 定格電力を倍増した人気リードリレーシリーズのハイスペックバージョンをリリース
PR TIMES / 2024年7月18日 18時15分
-
3D Systems、EXT 800 Titan Pellet を発表 - 産業用押出プラットフォームの利便性を向上
PR TIMES / 2024年7月16日 12時15分
-
Axcxept社、9B小型AIモデルで日本語処理に革新: - EZO-リリース/セキュアなローカルLLM構築サービスで企業のAI活用を加速
PR TIMES / 2024年7月10日 12時15分
ランキング
-
1「キャンプブーム」は終わった アウトドア業界はどの市場に“種”をまけばいいのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月31日 7時30分
-
2「身代金」「初動対応」、"KADOKAWA事件"の教訓 凄腕ホワイトハッカーが語る日本企業への警告
東洋経済オンライン / 2024年7月31日 8時0分
-
3トヨタ自動車、国交省「是正命令」受け謝罪 型式指定不正の原因は「現場と経営の両面」体制見直しへ
ORICON NEWS / 2024年7月31日 17時47分
-
4【速報】日銀が追加利上げを決定 政策金利0.25%程度に 長期国債買い入れは26年1~3月に月間3兆円程度に
日テレNEWS NNN / 2024年7月31日 13時12分
-
5日銀、追加利上げ決定=政策金利0.25%に―国債購入、月3兆円に段階縮小
時事通信 / 2024年7月31日 13時44分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)