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BMW『4シリーズ・クーペ』に改良新型、新LED採用で表情変化

レスポンス / 2024年1月31日 13時45分

BMWは1月31日、2ドアクーペの『4シリーズ・クーペ』(BMW 4 Series Coupe)の改良新型を欧州で発表した。


改良新型には、スリムなLEDヘッドライトと垂直に配置されたBMWキドニーグリルによって形成された力強いフロントマスクを採用した。グリルのエアインテークは、標準仕様でも「Mスポーツ・パッケージ」を装着した場合でも、メッシュパターンになる。その周囲はマットクローム仕上げになった。


ヘッドライトは、視覚的にも機能的にもアップグレードされた。内部のLEDユニットのデザインが変更され、ロービームとハイビームが単一LEDの新しい構造になっている。縦長で矢印の形をしたLEDユニットが、サイドライト、デイタイムドライビングライト、ウインカーの機能を担う。リアは、テールランプが新しい。


オプションのMスポーツ・パッケージでは、リアバンパー下側のディフューザーをブラックハイグロスで塗装した。リアバンパーに組み込まれたエグゾーストパイプは、直径が90mmから100mmに拡大する。「Mスポーツ・パッケージ・プロ」と「Mカーボン・エクステリア・パッケージ」も選択できる。


「Mパフォーマンス」仕様では、BMWキドニーグリルにハイグロスブラックのサラウンドが施され、水平に配置されたバーにはMのロゴをあしらう。従来はセリウムグレーで仕上げられていたフロントバンパーのエレメントは、すべてハイグロスブラック仕上げになった


改良新型には、新しいスポーツシートと新デザインのステアリングホイールを標準装備した。大型の「BMWカーブド・ディスプレイ」も採用する。上質な素材と、空調システムの新しい操作コンセプトが、コックピットのプレミアムな雰囲気をさらに高めている。


標準装備のスポーツシートは、「センサテック」と呼ばれるパーフォレーテッド素材を使用する。Mスポーツ・パッケージまたはMパフォーマンス仕様ではシート表皮にブラックの「Mパフォーマテックス」が装備された。BMWで初採用となるこのベロア素材は、高品質とスポーティなデザインに加え、軽量化と持続可能性に最適化された製造方法を兼ね備える、としている。

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