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BMW『X2』新型に追加グレード、48Vマイルドハイブリッド+ディーゼル

レスポンス / 2024年2月8日 12時15分

BMWは今春、コンパクトSUVクーペの『X2』の新型に、48Vマイルドハイブリッドディーゼルエンジン搭載の新グレード「xDrive20d」を、欧州で設定すると発表した。


◆燃費は20.8km/リットル


xDrive20dグレードでは、48Vマイルドハイブリッドテクノロジーによって、迅速なパワーデリバリーと優れた効率性を追求した。2.0リットル直列4気筒ターボディーゼルエンジンは、最大出力150hp、最大トルク36.7kgmを発生する。


ダブルクラッチ付き7速「ステップトロニック」トランスミッションには、モーターが組み込まれた。モーターはクランクシャフト駆動のスタータージェネレーターとして機能し、ディーゼルエンジンの負荷を軽減すると同時に、エンジンと一体になって作動する。モーターは、最大出力19hp、最大トルク5.6kgmを引き出す。エンジンと合わせたシステム全体で、163hpのパワーと40.8kgmのトルクを獲得する。


エンジンとモーターを合わせたパワーのすべてが、BMWのインテリジェントな全輪駆動システム「xDrive」を通じて路面に伝達される。これにより、xDrive20dグレードは、0~100 km/h加速8.6秒、最高速207km/hの性能を発揮する。また、WLTPサイクルの複合モード燃費は20.8km/リットル、CO2排出量は125g/kmとした。


◆「BMWカーブド・ディスプレイ」を備えたインストルメントパネル


新型X2のインテリアは、モダンプレミアムな雰囲気の中に、スポーティなテイストが盛り込まれている。インテリアは、メーターパネルとコントロールディスプレイを一体化させ大型化し存在感を増しつつ、運転席側に傾けることで視認性を高め、タッチ操作による操作性を高めた「BMWカーブド・ディスプレイ」を採用した。


また、シフトレバーを廃止し、センターアームレストに操作系をすべて集約することで、モダンな印象を高めている。センターコンソールにQi対応のスマートフォンを置くだけで、充電できる。リアは、大人3名が座れる空間を確保した。3分割の可倒シートの採用により、ラゲッジスペースを有効活用できる。


新開発のシートは、標準の布張りシートに加えて、レザーに似た特性を持つ人工皮革「ヴェガンザ」や、キルティングが施されたレザー「Vernasca」が用意されている。また、スポーツシート、メモリー機能付き電動シート、ランバーサポート、マッサージ機能も選択できる。静粛性や乗員保護性能も向上しており、運転席と助手席の間にもエアバッグを標準装備した。


◆「BMWオペレーティング・システム9.0」搭載


新型X2には、「BMWオペレーティング・システム9.0」が搭載された。運転席側に機能アイコンを縦に並べた新しいホーム画面を備えている。「QuickSelect」機能により、サブメニューに切り替えることなく機能に直接アクセスできるため、メニュー構造が大幅に改良され、操作性を引き上げた。新しい「BMW iDrive」は、BMWカーブド・ディスプレイや「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」と組み合わされており、タッチディスプレイと音声で操作できる。また、好みのアプリをダウンロードすることが可能となり、スマートフォンのように、BMWカーブド・ディスプレイ上で操作できる。また、BMWオペレーティング・システム9は、カスタマイズ可能なデジタルサービスを、新車購入後に追加することにも対応している。


BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントは、AI(人工知能)技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能になる。従来の音声入力と異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動できる。使用頻度に応じてドライバーの好みを学習し、長く乗り続けるほどドライブにおけるパートナーとしての役割を担う。


車両に話しかけることで、車両の操作、目的地の設定などが可能に。Apple 「CarPlay」への対応や、「BMWコネクテッド・ドライブ」により、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信することもできる、としている。

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