ポルシェ『ボクスターEV』ついに量産型を激写! 初の全輪駆動は400馬力超へ
レスポンス / 2024年2月11日 8時0分
ポルシェの電動化がいよいよ本格化だ。1月にBEVとして生まれ変わった『マカン』に続き、ポルシェを代表する2ドアオープンカー『718ボクスター』もBEVとして新生する。2024年内にもデビューが見込まれるBEV版ボクスターの量産型プロトタイプをスクープした。
スウェーデン北部の山中で捉えたプロトタイプ車両は、ダミーコンポーネントを脱ぎ捨て、市販時の姿が見えてきた。フロントエンドでは、クワッドLEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトを披露。これは、同社の新しいマトリックスLEDランプユニットが装備されている可能性がある。昨年末に発表されたこの技術は、最大600メートル(1970フィート)まで光線を照射することができるという。
側面は、サイドシルからリアフェンダーにかけてカモフラージュされており、ボクスター伝統のサイドインテークが存在するか否かは隠されたままだ。従来のICE(内燃機関)版ボクスターはミッドシップレイアウトをとっていたため、エンジンの冷却のためにサイドインテークが設けられていたが、BEVでは必ずしも必要ではない。デザインアイコンとして何らかの意匠が残される可能性もあるだろう。
リアセクションはかなり厚みが感じられるマッシブな出で立ちだ。スリムなLEDテールランプはかなりハイマウントとなり、トランクやバンパーの複雑な造形も凄みを感じさせる。ついにダミーのマフラーが削除された点にも注目だ。
キャビン内では、フルデジタルインストルメントクラスター、及びインフォテイメントを備える、デュアルスクリーンと静電容量式タッチコントロールを搭載。2+2シーターになるという噂もあったが、現行モデルと同様2シーターレイアウトになる見込みだ。
パワートレインの注目は駆動方式だ。基本はシングルモーターを搭載する後輪駆動だが、よりハイパワーなグレードではデュアルモーターとなり、ボクスターとして初となる全輪駆動が登場する。最新情報によると、少なくとも400馬力を超えるものになるという。またグレードによってバッテリーサイズを選ぶこともできるようだ。ボクスターと同時に、クーペタイプの『718ケイマン』も電動化される。基本はボクスターのセットアップに倣ったものになるだろう。
次期718ボクスター/ケイマンの生産は、大規模な改修が行われているポルシェの主力工場ツフェンハウゼンで、ICEの現行モデルと並行して生産、販売がおこなわれる見通しだ。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ポルシェ『911』はまだまだ進化する! 未公開の「ターボSカブリオレ」、新ウィングで開発テスト
レスポンス / 2024年7月30日 8時0分
-
【2024年】新車で買える国産マニュアル車(MT車)おすすめ16選! 中古車や外車のおすすめ車種も紹介
MōTA / 2024年7月24日 12時30分
-
【2024年】新車で買える国産&外車スポーツカー16選! 選び方や注意点も解説
MōTA / 2024年7月19日 19時0分
-
「X字型」4スポークハンドルが斬新すぎる!? DSの最高級EVは「クロスオーバーファストバック」に
レスポンス / 2024年7月17日 12時0分
-
超コンパクトな4モーター・スポーツカー誕生!? BMWの次世代クーペをスクープ
レスポンス / 2024年7月9日 17時0分
ランキング
-
1パリ五輪〝初老ジャパン〟活躍でわく疑問「40歳って初老なの?」 皆がイメージする年齢は...
Jタウンネット / 2024年7月30日 21時0分
-
2水道水はそのまま飲めない…令和の子育て世代、煮沸して飲む人増加 その背景には「水道管の劣化に対する不安も」
まいどなニュース / 2024年7月31日 7時20分
-
3スーパーの大胆な節電方法が話題 猛暑の中、飲料の冷蔵ショーケースを丸ごとオフに… ネットでは賛否の声
よろず~ニュース / 2024年7月31日 7時20分
-
4藤原マキさん「私の絵日記」に米アイズナー賞…つげ義春さんの妻
読売新聞 / 2024年7月30日 18時55分
-
5元銀行員が解説!通帳やカード、印鑑をなくしたときの対応
オールアバウト / 2024年7月30日 21時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください