メルセデスベンツ次世代EV、航続1000km超え達成…気温34度の砂漠地帯で
レスポンス / 2024年3月20日 12時30分
メルセデスベンツの次世代EVコンセプト『ヴィジョンEQXX』が、1000kmを超える長距離走行テストにおいて、アラビア砂漠の過酷な環境下でも高いエネルギー効率を実証した。
都市部の混雑した道路から開けた砂漠地帯に至る厳しいルートを通じて、ヴィジョンEQXXは、電力消費率7.4kWh/100kmを達成。これは、ガソリン車に換算すると約0.9l/100km、または282MPGeに相当する。
今回のテストの出発点は、サウジアラビアのリヤドにあるメルセデスベンツセンター。目的地は、UAEのドバイに最近オープンしたメルセデスベンツ・ブランドセンターだ。総走行距離1010kmを、14時間42分かけて走破した。
早朝4時15分にリヤドを満充電の状態で出発。ドバイに夜の7時57分に到着した際、まだ309kmの航続を可能にしていた。ルートには、リヤドとドバイの都市部と郊外部を経由し、交通量の多い区間や、開けた砂漠を横断する長い高速道路が含まれていた。
最高気温34度の環境下で、ヴィジョンEQXXは、過去最高記録を大きく上回る結果を出した。これにより、EVの省エネルギーと長距離走行の可能性が、改めて示された。自動車業界において、このようなテストは電気自動車の実用性と将来性を探る上で重要な意味を持ち、メルセデスベンツはその先駆者としての地位を固めつつある、としている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
液体水素で走るメルセデスの燃料電池トラック、アマゾンなど5社に初めて引き渡し
レスポンス / 2024年7月29日 13時45分
-
新型EVトラックが1か月で18か国、1万kmを走破 メルセデスベンツ『eアクトロス 600』の挑戦
レスポンス / 2024年7月20日 6時0分
-
メルセデスの新型電動トラック『eアクトロス600』、EVラリーで5日間、2250kmを走破
レスポンス / 2024年7月12日 17時0分
-
長距離輸送にもEVトラックを、航続500kmを実現するメルセデスベンツ『eActros 600』の新技術
レスポンス / 2024年7月10日 15時30分
-
メルセデスの新型EVトラック、一充電で480km走破 12日間で4000km超走り北極圏最北端へ
レスポンス / 2024年7月5日 10時0分
ランキング
-
1「再訪したい国」日本が世界首位 人気地域に人出集中する傾向
共同通信 / 2024年7月29日 16時51分
-
2日銀の利上げで今後の住宅ローン金利は上昇傾向へ、それでも「変動金利」が有利な理由
マイナビニュース / 2024年7月29日 6時30分
-
3エンジンを冷やす「冷却水」は“水道水”で代用できる? 漏れ「放置」は絶対NG! 経年車で起こるトラブルとは
くるまのニュース / 2024年7月29日 14時50分
-
4扇風機の「電気代」は、エアコンと比べてどれだけ安いんですか?【家電のプロが解説】
オールアバウト / 2024年7月29日 20時15分
-
5住民税は何歳から何歳まで払うの?未成年でも払うの?
オールアバウト / 2024年7月29日 20時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください