マツダ『CX-5』次期型は2025年登場!? サイズはどうなる? HVやEVが目玉となるか
レスポンス / 2024年3月26日 18時30分
マツダの主力SUVとして、国内外で人気の『CX-5』。マツダは『CX-60』を筆頭に上級移行を進めており、ちょうどいいコンパクトサイズが好評のCX-5も大型化、もしくはモデル廃止の噂が聞こえていたが、次期型の開発は着々と進められているという。スクープ班が情報を入手した。
初代CX-5は2012年に登場。マツダの新世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」を採用した初のモデルとなった。マツダの掲げる「人馬一体」を高い次元で実現すべくエンジン、車体、制御などをゼロから構築したもので、現在のマツダ車の根幹となっている車両構造技術だ。また、マツダのデザイン哲学「魂動」やクリーンディーゼルエンジンの普及に貢献するなど、CX-5の功績は小さくないだろう。
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人気に弾みをつけたのが、2017年に発売された現行型となる第2世代だ。その後も商品改良が続けられ、2021年には外観デザインを変更。昨年2023年にも新グレードを追加するなど、常にリフレッシュし続けているのも人気の秘訣となっている。いまだ古さを感じさせないものの、登場から7年が経過しており、次期型への期待が高まっているのも間違いない。
次期型CX-5はどのように進化するのか。
注目はそのプラットフォームだ。次期型では「SKYACTIVマルチソリューション・スケーラブルアーキテクチャー」を採用する可能性があるという。これはスモール商品群用の横置きパワーユニットと、ラージ商品群用の縦置きパワーユニットの双方に対応するもので、国ごとの環境規制や電源事情などに対処した迅速で効率的な商品展開が可能となる。
そこに搭載されるパワートレインは、マツダが2025年頃に登場する新型車に投入することを明言している、自社開発の「ストロングハイブリッド」が濃厚だ。モーターがエンジンを補助する「マイルドハイブリッド」をアップデートさせ、2.0リットル直列4気筒と組み合わせることで、環境性能と走行性能を両立し、マツダらしい走りを実現する。
さらに、すでに新聞などで報じられている通り、EVモデルの投入も検討されている。おそらく、シングルモーターを積むFWDモデルと、デュアルモーターを積む全輪駆動モデルをラインアップ。全輪駆動では、最高出力240ps程度が予想される。
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気になるのはボディサイズだ。本来であればCX-60を後継モデルとして据え、ユーザーの上級移行を進めたかったと見られるが、1890mmの全幅は日本では持て余すサイズ感。1845mmに収めた“ちょうどいい感”が、CX-60登場以降もCX-5が売れ続けている理由のひとつだとすれば、なんとか維持してほしいもの。全長、ホイールベースは20mm程度ストレッチされ、居住空間を拡大するという情報もある。
またデザインは最新のCXシリーズの流れを汲んだものとなるだろう。画像はデザイナーのTheottle氏による予想CGだが、当たらずとも遠からずといったところではないだろうか?このあたりは公式の情報を待ちたい。
CX-5次期型の発売は2025年春とされている。年内には3列シートSUV『CX-8』の後継モデルとなる『CX-80』が登場すると見られており、しばらくマツダSUVの攻勢から目が離せなそうだ。
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