一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
レスポンス / 2024年4月17日 12時30分
アウディは現在、人気ワゴン『A4アバント』後継モデルとなる『A5アバント』を開発中だ。その頂点に君臨するハイパフォーマンスワゴン『RS5アバント』も同時に開発が進められていることはすでにスクープ班がキャッチしていたが、今回はその最終デザインとスペックにせまる。
すでに報じられている通りだがアウディは今後、車名の命名方法を変えていく。今一度説明すると、ICE(内燃機関)搭載モデルには奇数番号が付けられ、電気自動車=BEVには偶数番号が付けられる。つまりこれまでの主力ラインであった『A4』はBEVに与えられる車名となり、従来のA4は『A5』に統合される形になる。そしてセダンがなくなり「クーペ」、「カブリオレ」、「スポーツバック」のラインナップにワゴンの「アバント」が加わる。これにより、ハイパフォーマンスワゴン「RS4アバント」は「RS5アバント」として生まれ変わるのだ。
海外自動車メディア「KOLESA RU」の協力によって作成した予想CGは、プロトタイプと最新情報をベースに描かれたものだ。フロントノーズは現行A4よりわずかに低く、トレッドがワイド化されている。またボンネットフードをコンパクトに、大きなグリルと、アグレッシブなコーナーエアインテークを備えたバンパーを装備している。
![](https://response.jp/imgs/zoom1/2001051.jpg)
またフロントフェンダー後部にエアアウトレットを配置、分厚いサイドスカートも装着する。後部では、ライトバーで接続されたワイドなLEDテールライト、ディフューザーを備えたリアバンパー、そして「RS」モデルのアイコンともいえる楕円形のデュアルエキゾーストパイプを見ることもできる。
最大の目玉はそのパワートレインだろう。現行型RS4の2.9リットルV型6気筒ツインターボエンジンを継承するとみられるが、電気モーターとバッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッドに進化する。最新のRS4では最高出力444psだが、RS5アバントでは、同じくプラグインハイブリッドのメルセデス『AMG C63』の671psに匹敵する可能性があるという。これが事実なら一気に200ps以上のパワーアップとなる。
新生RS5アバントのワールドプレミアは、2025年初頭と予想される。
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