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スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会

レスポンス / 2024年4月25日 19時30分

埼玉県上尾市の大型商業施設「アリオ上尾」で4月21日、「昭和平成オールドカー展示会」が開かれ、約270台の名車・旧車が集まった。


日本旧軽車会(吉崎勝会長)の主催。年2回(春・秋)の定例開催として定着した旧車イベントで、今回が4回目の開催となった。


参加資格は、戦前1945年(昭和20年)以前~2000年(平成12年)までに生産された国産、外国製の2輪車、3輪車、4輪車、コペン、光岡自動車、スーパーカーなど。


今回フィーチャーされたのは、富士重工製(スバル)の車両だった。”てんとう虫”でお馴染みの『360』をはじめ『サンバー』、『ヴィヴィオ』、『1000』、『アルシオーネ』、『インプレッサ』などが集まった。


よく見ると左ハンドルだったのは、初代の空冷エンジンだった頃の『R-2』(1972年)。元は沖縄にあった個体で、下回りなどがボロボロだったものを入手してレストア。全塗装や再メッキなどが施されてピカピカに。オーナーは「めちゃめちゃ快調です!」と満足そうだった。


珍しかったのは、最初期型の『ラビット・スクーター』。戦後間もない日本で本格的に普及したスクーターで、スバルの原点ともいえる存在だ。展示されていたのは135cc2馬力のS-12型(1947年)と、150cc2.5馬力のS-25型(1951年)の2台で、いずれも変速機は遠心クラッチの押しかけ式。中でもS-12型は皇室に献納されたものと同型で、貴重な個体であった。


また、日産『スカイライン』も歴代モデルが並んだ。プリンス時代の2代目4ドアセダン、3代目”箱スカ”と4代目”ケンメリ”のGT-R、6代目”鉄仮面”のRS-X、8代目で今も大人気のR32型GT-Rなど、台数も多く相変わらずの人気ぶりだった。


その他、993ccの3気筒エンジンを搭載したコンパクト・ハッチバック、初代のダイハツ『シャレード』や、官公庁や消防組織で使われた2代目の日産『パトロール』、ドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)に参戦していたオペル『オメガ』のトップグレード「3000-24V」、伊米合作のスーパーカー、デ・トマソ『パンテーラ』など、今では見ることが少なくなった懐かしき車両がぎっしりと並んだ。

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