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疲れ知らずのドライビング体験!シート交換がもたらす快適性の秘密~カスタムHOW TO~

レスポンス / 2024年4月27日 6時30分

さまざまなカスタマイズがあるが、直接カラダが支えているシートの交換はその変化が大きく満足度が高い。純正シートはもちろんよくできているものだが、大抵の人の体型に合うように作られているもの。


あなたのカラダにピッタリになっているかはわからない。ならば、カラダにと用途に合ったシートに交換してしまえば良い。シート自体は大きく分けて3種類ある。


1:リクライニングシート


いわゆるノーマルシートに近い形状のシート。1脚10~30万円ほどで、ノーマルよりも明らかにコストが掛けられている物も多い。そのため質感自体が高いとか、クッション性も高く硬いのに疲れにくく、長時間でも運転しやすいものなどが多い。とくに腰痛防止にこだわったものなどもメーカーごとに出されているので、腰痛が気になる人はそういったモデルも良いだろう。表皮も種類があり、皮やファブリックは当然、滑りにくいバックスキン状のものもあり、カラダが滑りにくく疲れにくい。


2:セミバケットシート


リクライニングできるが、サイドサポートが高く、カラダを包み込むようなバケット形状のシートのこと。いわゆるフルバケットシートほどのホールド性はないが、リクライニングシートや純正シートに比べれば遥かに高いホールド性能がある。


それでいて快適性も高く設計されているので、普段乗りでも疲れにくい。リクライニングシートのとの違いはサイドサポートもあるが、フルハーネスが取り付けられる穴が開けられていることもある。肩にはベルトを通す穴が開けられているし、最新モデルでは6点式シートベルトが取り付けられるように座面に穴が開けられているものもある。


サーキット走行時に使われるフルハーネスはこれまで4点式などが多かったが、現在は公式なレースでは股下2ヶ所に固定した股ベルトを使う6点式のみが使えることになっている。そのため各社でも6点式シートベルトが主流になっていて座面に穴が空いていることが求められている。


3:フルバケットシート


レースなどで使われているリクライニング機構のないシート。サイドサポートも高くカラダを包み込むことで、サーキット走行時の強い横Gでも支えてくれる。快適性は無視。非常に普段使いには厳しいシート、、、に思われるが実はそんなことはない。そういったイメージはある。たしかにカラダのホールド性は高いが、快適性が無視されたシートではサーキットでレース時も疲れてしまう。


実際サーキットのレースでは数時間連続で座っていることも珍しくない。耐久レースでは3時間近くも連続運転することもある。形状もカラダに合っているので意外と疲れにくく、むしろホールド性が高いほうが疲れないという人も多い。


メーカーごとに形状の傾向もあるが、各社でフルバケットシートのなかでも背もたれと足の角度がきつめ=同じように座面を取り付けたら背もたれが立っているものと寝ているものがあったり、幅が広いモデルと狭いモデルがあることもある。


日本製のBRIDEでは、XLサイズというカラダの大きな人向けのフルバケット、女性向けの小さめサイズのフルバケットなど体型に合わせたいくつかのサイズをラインアップしている。


★シートレールに要注意!必ず守りたい選ぶポイントとは


またシートの取り付けで重要なのがシートレール。シートと同一メーカーのものを使うのが基本で、そうでなければ車検をパスできないので注意が必要。


そのうえでシートレールによってシートを取り付けられる高さが変わったりすることがある。シート高は大変重要な要素で、ノーマルからわずか20~30mm下がるだけでもすごく下がって感じる。50mm以上も下がると前方視界が悪くなる恐れがあるので気をつけたい。


そして、シートレールとシートの取り付けはプロに任せたい。簡単なようだが、シートレールの若干の隙間やガタをうまく調整することでステアリングのセンターにシートが来るようになったり、ズレてしまったりする。やや進行方向からズレた向きにシートが付いてしまうこともある。スムーズにスライドしなくなることなどもあり、実はプロの技術が問われる箇所でもある。


使うボルトなども万が一破断すると大きな怪我につながるので、きちんとしたものを使う必要があり、このあたりもDIYがオススメできない理由のひとつでもある。きちんと取り付けられたシートは運転しやすく快適で疲労もしにくい。そんなカラダに合ったシートでドライビングポジションを構築してもらいたい。

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