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全長100メートルのジャンボこいのぼりと名車がコラボ…第12回KAZOクラシックカーフェスタ

レスポンス / 2024年5月6日 7時30分

埼玉県加須市の利根川河川敷緑地公園で5月3日、全長100mの巨大なこいのぼりが青空を泳ぎ、コラボイベントとして内外の貴重なクラシックカー約70台が並んだ。


加須市は全国有数のこいのぼりの産地として知られ、例年、5月初旬に利根川の河川敷で長さ100m、重さ330kgというジャンボこいのぼりを揚げている。市民平和祭の一環として披露される一大イベントで、同時に地元を拠点とする加須クラシックカークラブ(内田圭一会長)も併催しており、クラシックカー展示は今回で12回目となった。


参加規程は昭和の時代(1989年)までに生産された車両というもの。市内にあるクラシックのロールスロイスとベントレーの私設博物館「ワク井ミュージアム」が例年協力しており、今回は1924年に白洲次郎がイギリスで新車購入したベントレー『3リッター』と、F1イギリスGPのパレードでフェルナンド・アロンソが乗車したというロールス・ロイス『20HP』(1928年)を展示。いずれも動態保存されている貴重な戦前モデルだ。


販売台数が約100台といわれるオーテック『ザガート・ステルビオ』は2台(1989年と1990年)参加した。日産の子会社である「オーテックジャパン」とイタリアのカロッツェリア「ザガート」が共同開発したクルマで、2代目『レパード』のシャシーにハンドメイドのアルミ&カーボンファイバー製ボディを架装したスペシャリティクーペだ。総革張りの内装やボディ内蔵型サイドミラーなど今見ても斬新で、オーナーは来場者たちから多くの質問を受けていた。


このほか、シトロエン『GSブレーク』(1973年)と『CX』(1986年)や、シムカ『1000ラリー2』(1972年)、ポルシェ『356SC』(1964年)、日産『シルビア』(1967年)、トヨタ『2000GT』(1967年)、マツダ『コスモスポーツ』(1970年)など、希少車や名車が緑の河川敷に並んだ。


ジャンボこいのぼりの掲揚は2回試み、午前は風不足で見送られたものの、午後には風が適度に吹き、大型クレーンでつり上げられて約15分間、大空に悠々と泳いだ。コロナ渦などでクラシックカーの展示は5年ぶりということもあり、オーナーたちからは「やったー!」などと声が上がり、拍手が起きていた。


加須クラシックカークラブのスタッフ金子薫さんは「天気が良く、こいのぼりが無事に掲揚されてほっとしました。これで皆さん、今年1年も安心安全に過ごせるかなと思います」と話していた。

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