「シビック」ベースでも乗り心地しっとり、ローバー共同開発の『コンチェルト』【懐かしのカーカタログ】
レスポンス / 2024年5月26日 16時0分
ホンダがイギリスのローバー・グループと提携していた時代の共同開発車の1台が、この『コンチェルト』。発売は1988年6月で、それより3年前の1985年には、同じく共同開発車だった『レジェンド』の初代が登場していた。
![](https://response.jp/imgs/zoom1/2010842.jpg)
当時の『シビック』をベースとしながらも、より高級志向のコンセプトが特徴だった。ボディは4ドアセダンと、僅かな時間差で登場した5ドアセダンの2タイプ。6ライトのクリーンなデザインを採用し、全高は1995mm(4WDは1415mm)とシビックセダンより35mm高い設定とし、ゆったりとした居住空間が特徴だった。
![](https://response.jp/imgs/zoom1/2010845.jpg)
“アメニティ・キャビン”と謳った室内空間はカタログの表紙の写真にも使うほど。本革シートも用意され、ウッド調パネルとのコンビネーションはいかにも伝統的な英国風の落ち着いた設えだった。
![](https://response.jp/imgs/zoom1/2010844.jpg)
本革調のシボを採用したインパネ、ドアライニングや、布製のサンバイザー、ルーフライニング、高密度のカーペットなど、上質感にこだわった仕上がりに。フロントシートにはスプリングシートを採用。クラス初の電動パワーシートも採用された。
![](https://response.jp/imgs/zoom1/2010847.jpg)
当初の搭載エンジンは1.6リットルと1.5リットル2タイプ/3機種の16バルブで、1.6リットルにはPGM-FI仕様(120ps/14.5kg-m)とデュアルキャブ(105ps/13.8kg-m)を設定。サスペンションは当時のホンダ車らしく4輪ダブルウイッシュボーン。駆動方式にはFFのほか4WDも設定した。
しっとりとした乗り味は、当時のシビックセダンとは一線を画したものだった。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ホンダ製ランボルギーニ!? 斬新「DIY・スーパーカー」爆誕! なぜ斬新ホンダセダンが出来た?
くるまのニュース / 2024年7月2日 12時10分
-
ホンダが新型「4人乗り・快適ミニバン」発売! 後席独立“キャプテンシート”採用!? 斬新フリード、264万円から
くるまのニュース / 2024年7月1日 17時10分
-
時代を先取りしすぎた斬新なスタイリング! アメリカ生まれのホンダ「エレメント」とは
バイクのニュース / 2024年6月30日 17時10分
-
ホンダ新型EV「N-VAN e:」を見た現オーナーの本音 ガソリン車から乗り換えるメリットを考える
東洋経済オンライン / 2024年6月30日 8時50分
-
ホンダ「新型コンパクトミニバン」発売! 8年ぶり“全面刷新”でめちゃ「カクカクデザイン」採用! 上質になった「新型フリード」 250万円から
くるまのニュース / 2024年6月27日 11時0分
ランキング
-
1「なだ万」、オノデラに売却=外食から撤退―アサヒGHD
時事通信 / 2024年7月25日 21時11分
-
2エリート官僚にトラックドライバーの気持ちはわからない…「長時間労働の禁止令」に運転手たちが猛反発のワケ
プレジデントオンライン / 2024年7月26日 8時15分
-
3再送-NY外為市場=円が対ドルで一時2カ月半ぶり高値、米GDP受け伸び悩み
ロイター / 2024年7月26日 6時40分
-
4メルカリ「フルリモート廃止?」に私が感じたこと 一体感を得るには「ある種の非効率さ」も重要だ
東洋経済オンライン / 2024年7月26日 11時0分
-
5昨年度の郵便事業896億円の営業赤字、前年度の4倍超…封書やはがき減収・集配や運送委託費増
読売新聞 / 2024年7月25日 18時13分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)