新型EVバンは航続210km、スクールバス製造100年のノウハウ導入…米Blue Bird
レスポンス / 2024年5月27日 20時0分
米国のBlue Bird社は5月20~23日、米国で開催された「2024 Advanced Clean Transportation (ACT) Expo」において、新型EVバンのプロトタイプを初公開した。
同社は、EVおよび低排出スクールバスのリーダーとして知られており、今回のプロトタイプはXosやMorgan Olsonと提携して製造された。
Blue Birdは、スクールバス製造で培った約100年の経験を活かし、ゼロエミッションの商用車市場に進出する。この新型EVバンとストリップドシャシーは、140kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、1回の充電で最大約210kmの走行が可能。充電時間はインフラにより1時間から12時間まで変動する。
プロトタイプは4520mmのホイールベースを持ち、総車両重量定格(GVWR)は最大2万3000ポンド。軽量素材とコンポーネントを使用し、車両の積載能力を最大化しつつ、安全性も重視している。
さらに、Blue BirdのEVプロトタイプには、他の電動車両には標準装備されていない安全機能が多数搭載されている。例えば、「ヒルホールド」機能は坂道での後退や前進を防ぎ、「エレクトリッククリープ」機能はガソリンエンジン車のようにブレーキペダルを離すとゆっくりと動き出す。
Blue Birdは、カリフォルニア州の電動トラックメーカーであるXosと提携し、パワートレイン技術を開発している。また、ミシガン州のMorgan Olsonは、プロトタイプの車体を提供している。Morgan Olsonの車両は、北米中の企業や家庭に毎日数百万の荷物を届けている。
Blue Birdは、この電動ストリップドシャシーを2024年内に商用化する予定。同社は、米国唯一の米国所有・運営のスクールバスメーカーであり、現在1500台以上のゼロエミッションスクールバスを運行している。
ACT Expoでは、最新の低排出およびゼロエミッション車両技術も展示された。現在、2万台以上のプロパン、天然ガス、および電動バスが運行されている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
クレーン車はイチバン“EV化向き”? 世界初の電動クレーン車が現場の常識を覆す!? ただ価格もスゲエ!
乗りものニュース / 2024年6月6日 9時42分
-
米「ACT EXPO2024」開催、ホンダは水素燃料電池搭載のトラックを初公開(米国、日本、中国、韓国、スウェーデン、ノルウェー)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年5月30日 1時5分
-
その名は「ライオン」、新型EVトラックは航続440km…米国発表
レスポンス / 2024年5月23日 17時0分
-
ダイムラー・トラック、次世代EVスクールバスに新型バッテリー採用へ
レスポンス / 2024年5月23日 16時50分
-
ミシュランとシンビオ、水素燃料電池トラック発表…725km以上走行可能
レスポンス / 2024年5月21日 13時30分
ランキング
-
1"歯かせ"に聞く「正しい歯の磨き方」- 歯磨きは長時間ほどいい? すすぎは何回? 歯周病を放置するとどうなる?
マイナビニュース / 2024年6月17日 14時30分
-
2「熱中症の怖さを伝えても微動だにしない」猛暑なのに冷房をつけない頑固な老親が素直になる必殺フレーズ
プレジデントオンライン / 2024年6月17日 8時15分
-
3最近“魚眼レンズ”がバズり中!? TikTokの『回転魚眼レンズ』やCapCutの『魚眼レンズ』を使った加工を紹介
isuta / 2024年6月17日 18時0分
-
4トヨタ「ルーミー」の対抗馬! 全長約3.8m&背高スライドドアのスズキ「小型ハイトワゴン」何がいい?「ソリオ」の魅力とは?
くるまのニュース / 2024年6月16日 8時10分
-
5コスパ抜群なPB家電の賢い選び方【買って得モノ&夏のトレンド大調査】
&GP / 2024年6月17日 20時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)