アイルトン・セナに敬意、マクラーレン『セナ』の8分の1スケールモデル開発中…日本円で320万円
レスポンス / 2024年5月29日 17時45分
英国のアマルガム・コレクションは5月23日、アイルトン・セナに敬意を示したマクラーレン『セナ・センプレ』のカラーリングを完全に再現した8分の1スケールモデルを開発していると発表した。英国での価格は、1万5845ポンド(約320万円)だ。
30個限定のこのスペシャルエディションは、伝説的なブラジル人レーサー、アイルトン・セナの人生と功績を称えるものであり、アートやデザインを愛するマクラーレン レーシングの最も熱心なファンにとって、コレクションアイテムになるという。 アマルガムのクリエイティブチームは、すでにエディションのナンバー1モデルを完成させている。 このエディションの番号 #30 はセナ家のために予約されているが、この例外的なエディションの残りの28モデルはアマルガム・コレクションから直接予約注文できる。 マクラーレン・セナのオーナーは、マクラーレンオートモーティブを通じて購入することもできる。
各アマルガムモデルは、3000時間を超える綿密な設計と開発の集大成であり、熟練した職人によって細部まで細心の注意を払って作られている。 これらの作品の基盤は、マクラーレンオートモーティブがアマルガムと共有した機密のCADデータであり、チームは3Dプリントと何百もの複雑なパターンを手作業で仕上げることによって、データを再加工して洗練させた。 このプロセスは、金型の作成から始まり、各部品の樹脂の試作、精密な取り付け、塗装、組み立てが続く。 この労働集約的なプロセスは完了するまでに 300時間以上かかり、セナ・センパーのカラーリングの本質を捉えたレプリカが完成する。
アイルトン・セナの象徴的なレーシングキャリアへの敬意を含め、目に見えるすべての細部が細心の注意を払って複製されている。 エクステリアはブラジル国旗をイメージした印象的なカラースキームが特徴で、ベント間の青いパネルにセナの「ダブルS」ロゴが表示されている。 明るいグリーンのリアウイングにあるセナの文字は、ミリ単位の精度で丹念に再現されたキャビンとフロントガラスの基部にある複雑な緑と白の境界線によって補完されている。 このモデルの前後バンパーには、アイルトン・セナがモナコで5連勝した際に彼のF1マシンが着用したレースナンバーの透かしがあしらわれており、彼の素晴らしいレースパフォーマンスに敬意を表している。
サイドパネルにはアイルトン・セナのドットマトリクス表現が施されており、ビスポーク部門「MSO」チームと同じレベルの手作業で施されている。 緑の穴が開いた特注の黄色のアルカンターラの室内装飾は、モデルの開閉可能なドアからアクセスでき、ステアリングホイールの白い12時位置のマーカーから、セナ自身の名言「私にはアイドルなどいない」のサインに至るまで、あらゆる細部が明らかになる、としている。
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