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BYD、第5世代PHEV発表…エンジン併用で航続2100km

レスポンス / 2024年5月31日 14時30分

BYDは5月28日、第5世代のプラグインハイブリッド(PHEV)「DM」技術を中国で発表した。同時にこのPHEVを積む「秦」ブランドの『L DM-i』と「海豹」ブランドの『06 DM-i』を初公開した。


この新技術は、エンジンの熱効率46.06%、100kmあたりの電力消費2.9リットル、エンジンと合わせた航続2100kmと、いずれも世界最高水準を達成している。これにより、BYDは再び自動車業界の燃費記録を塗り替えたという。


第5世代のDM技術を搭載した秦L DM-iと海豹06 DM-i」は、生産と販売が開始された。両モデルは5つのバージョンがある。これらの新型PHEVは、従来の内燃エンジン車の3分の1の燃費で、航続は3倍に達する。


2023年、中国のPHEVの販売は前年比85%増加し、最も成長している市場となっている。BYDのPHEVは累計で360万台を超え、中国国内で販売されるPHEVの2台に1台がBYD。さらに、世界全体で販売されるPHEVの4台に3台が中国ブランドであり、BYDはその中心的存在になっているという。


第5世代のDM技術は、速さ、省エネ、静か、スムーズ、環境配慮の5つの特徴を持つ。これを実現するために、電力を主とした動力構造、寒暖を問わない車両熱管理構造、知能電気融合の電子電気構造の3つの革新的なアーキテクチャが採用されている。これにより、エンジンの熱効率は46.06%に達し、EHS電混システムの効率は92%に達する。


また、最新の車両熱管理構造は、車両のエネルギー消費を高温環境で最大10%、低温環境で最大8%削減する。知能電気融合の電子電気構造は、業界初のPHEV動力域制御を実現し、車両の集積度と性能を大幅に向上させる、と自負する。


BYDの第5世代のDM技術の発表は、世界の自動車市場における電動化の進展を加速させる、としている。

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