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ジープの新型EV『ワゴニアS』、オフロード仕様を提案…「トレイルホーク」発表

レスポンス / 2024年6月3日 17時10分

ジープは5月30日、『ワゴニアS』の「トレイルホーク・コンセプト」(Jeep Wagoneer S Trailhawk)を米国で発表した。新型電動SUVでEVのワゴニアSのオフロード仕様を提案している。


このコンセプトカーは、100%電動でありながら、ジープブランドのSUVとしての特性を完全に備えている、と自負する。全電動技術により、ジープブランドの楽しさ、自由、冒険心がさらに強化され、前例のない性能と瞬時のトルクを実現しているという。


このコンセプトカーは、オフロードでの冒険を次のレベルへと引き上げるべく開発された。標準の「セレクテレイン」システムには、オート、サンド、スノー、エコ、スポーツモードがあり、さらにロックモードとドライバー選択可能な電子リアアクスルロッカーが追加された。31.5インチのオールテレーンタイヤも装備している。


また、リフトアップされたサスペンションと、専用のトウフックやエアエクストラクターなど、攻撃的なフロントおよびリアデザインを持つ。専用のフロントエンドデザインは、砂埃の舞うオフロードや岩場での走行を想定して設計されている。アイコニックなジープブランドの7スロットイルミネーショングリルは、テクスチャードスロットとストームグレーメタリックアクセントでより大胆に仕上られた。


ボディカラーは、特別な「バナー」。反射防止フードデカール、現代航空機にインスパイアされたフラッシュバッジ、前後のオレンジトウフック、18インチのマルチピースホイール、レーザーカットアルミルーフラック、デュアルパノラマサンルーフを備えている。


室内は、マティスグリーンの非レザー合成素材で包まれた柔らかい表面と、隕石にインスパイアされた本物の石のベニヤでアクセントが付けられている。ストームダークメタリックアクセントとラディカルレッドのアノダイズ加工を施した。


新設計された八角形のステアリングホイールは、ドライバー好みの手の位置で固定できる。インストルメントパネルには、オフロードでの乗員の安定性を確保するために、クロスカーグラブバーが組み込まれた。このグラブバーには、ギアやデバイス、アクセサリーを取り付けるためのファスナーとネジ穴が付いている。


フロントシートは、マティスグリーンで包まれ、独自のシェブロンパーフォレーションパターンが施された。トリムには、紫外線アクセントステッチとテキスタイル装飾パイピングが含まれている。


ドアとセンターコンソールには、新開発のモジュラーカーゴシステムがあり、カスタマイズ可能なエラスティックストラップで収納や整理が行える。センターコンソールには、大きなオープンストレージビンとワイヤレスのスマートフォン充電器、複数のUSBアウトレットが配置されている。

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