スズキ、449ccモトクロッサー『RM-Z450』の2025年モデルを発売へ
レスポンス / 2024年6月6日 21時0分
スズキは、モトクロス競技車両(モトクロッサー)の4ストローク・449cc『RM-Z450』の2025年モデルを、9月12日より発売する。
RM-Z450のデザインは、同日に発表された『RM-Z250』と同様、スズキ独自のクチバシをイメージさせる「Beak DNA」を継承。フロントフェンダーからラジエターシェラウドまでつながるダイナミックなラインは、マシンが持つシャープさ、速さを表現する。スズキオフロードモデルのチャレンジスピリットをイメージさせる「チャンピオンイエローNo.2」のボディカラーにブルーのアクセントが存在感を放つ。
シート形状はスタイリング全体を際立たせると同時に、シッティングとスタンディングの移動をスムーズにする。
4ストローク・449ccエンジンは、大きなエアフィルター開口部と直線的なアウトレットチューブにより優れた吸気効率を実現。フューエルインジェクションシステムはインジェクターをスロットルボディの下部に配置し、燃料をバタフライバルブに向けて噴射することで、低中速トルクとスロットルレスポンス、ピークパワーを向上させている。ピストンにはリブが設けられ、高出力エンジンの耐久性が高められている。
またスズキホールショットアシストコントロール(S-HAC)を採用。スロットルポジション、ギヤポジションの情報により、点火タイミングを調整してエンジン出力を最適化し、優れたスタートダッシュ性能を発揮する。
フレームは、「走る・曲がる・止まる」の基本性能を高めるべく開発。特に「曲がる」性能の強化に重点をおいて開発されたアルミフレームとスイングアームを採用した。フロントサスペンションにコイルスプリングを採用、リヤサスペンションはSHOWA(日立Astemo)のBFRC(バランスフリーリヤクッション)を採用。ピストンの上下圧力バランスを的確に調整することで戦闘力を高めた。
RM-Z450のメーカー希望小売価格は、95万5900円。
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