ワイドだけどマッチョじゃないポルシェ『911』、謎のプロトタイプは噂の新モデルか
レスポンス / 2024年6月18日 20時0分
『911カレラ』、『カレラGTS』の改良モデルを発表したばかりのポルシェが、911シリーズに新たなモデルを追加する可能性が浮上している。ニュルブルクリンクで目撃されたワイドボディをまとった謎のプロトタイプの正体とは?
ニュルブルクリンクで捉えた謎の911は、一目で「ターボ」のワイドボディと判別できるものの、リアフェンダーの冷却インテークは偽装パネルで覆われている。フロントバンパーの両サイドには水平バーのインテークが装着されているが、これも偽装。よく見ると、その奥にはGTSと同じ縦基調のアクティブヴェイン(羽)がある。
リアセクションには、角型のクワッドエキゾーストパイプもはっきり見えるが、ターボの固定式リアウイングは見当たらず、チグハグなスタイルだ。カメラマンによると、911より高速だが、ターボほどマッチョなルックスではないという。
エンジンリッドにボルトで固定された巨大なスポイラーは、1974年に初めて登場して以来ターボパッケージの一部として過去25年間継承されているが、このプロトタイプには新しいカレラとGTS(オプションのエアロキットなし)と同じウイングが装着されている。これは、高速走行時にはダウンフォースを提供するために隆起するが、低速時には完全に収縮してよりすっきりとしたシルエットになるシステムだ。一体この謎の911は何者なのか?
ポルシェはその存在を認めていないが、数年前からRWDのマニュアルターボ「911ターボツーリング」が計画されているという噂が飛び交っており、今回のプロトタイプがそれである可能性が高いという。
「ツーリング」といえば、911 GT3に設定された「911 GT3ツーリングパッケージ」が記憶に新しい。これは1973年モデルの『911カレラRS』に用意された仕様がルーツで、当時は純粋な911デザインとクラシックなインテリア装備に焦点が当てられていた。これを踏襲し、リアウイングを廃止した911らしいスタイルのままに、ハイパフォーマンスを実現するという個性的なモデルとして人気を博した。この考え方をターボにも採り入れるのではないか、というのが大方の予想だ。
登場すればヒット間違いなしのモデルだけに、ファンの関心度も高いだろう。登場時期などは不明だが、このモデルの正体が判明次第、お伝えしていこう。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
トヨタ カローラ 最強! ついに「GRMN」が出現…ポルシェばりのパーツ処理を見よ
レスポンス / 2024年9月20日 7時45分
-
ポルシェ『911』初のハイブリッドは想像以上だ…992後期型
レスポンス / 2024年9月15日 18時0分
-
トヨタ『GRカローラ』に派生車登場!? 謎のスペシャルモデルの撮影に成功
レスポンス / 2024年9月14日 8時0分
-
ドイツのチューナーが手掛けた、世界限定15台の「NOVITEC フェラーリ 296GTB N-LARGO」が登場!
IGNITE / 2024年9月12日 22時0分
-
水平対向エンジン×7速MT搭載! 新型「2ドア“クーペ”」初公開! 旧車デザインが超カッコイイ! めちゃ軽量な「GT ONE」英に登場
くるまのニュース / 2024年9月8日 18時10分
ランキング
-
1「ぜんたーい、止まれ!」その入場行進なんのため? 元体育主任が語る、運動会で廃止すべきこと3つ
オールアバウト / 2024年9月20日 20時35分
-
2メルカリで「マイナス評価」が1つでもあったら売れなくなる? 購入を敬遠される可能性も……
オールアバウト / 2024年9月20日 20時40分
-
3「SHOGUN」エミー賞受賞を喜ぶ人と抵抗ある人 日本人がアメリカで最多受賞した本当の理由
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 13時0分
-
4「高齢者に炭水化物は毒」は大ウソである…長寿国では「パン、そば、うどん」をもりもり食べている事実
プレジデントオンライン / 2024年9月20日 15時15分
-
53COINSの高級ドライヤー、めちゃ軽くて手が疲れにくくていいけど……
女子SPA! / 2024年9月19日 15時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください