パーツの豊富さが決め手! カスタマイズに最適な『中古車』とは?~カスタムHOW TO~
レスポンス / 2024年6月22日 6時30分
これからチューニングやカスタマイズをして楽しみたい場合、どんなクルマを選べばいいのか。ありがちな解答は「自分の好きなクルマを選びなよ」というもの。
たしかにその通り。好きじゃないクルマを選んでも楽しめるのかは難しい。しかし、そんな質問をした人が聞きたいのはそうではないだろう。どんなクルマを選べば楽しみやすいのかということ。そうなるとおのずといくつかのオススメ車が出てくる。
まずはパーツが豊富なこと。自分好みのクルマに仕上げたいと思ってもパーツが出ていなければ始まらない。究極的にはワンオフといって、あらゆるパーツを作ってもらえばどうにでもなるが、膨大なお金が掛かる。そして、プロに車高調をイチから作ってもらうとか、マフラーをつくってもらうとなればお金と同時に時間も掛かる。完成までに何年も掛かることも珍しくない。そういった点から考えるとパーツが豊富な車種がオススメ。
そして、もちろん車両価格が高くない。もしくは適正であること。現在中古車はバルブ状態。とくにネオクラシック的な90年代~00年代のスポーツカーは異常に高額になっていることがある。そういった車種をベースにするといざ売るときには安くなってしまっていると大きく損をしたり、パーツも高くなっていたりする。そうなるとオススメとは言いにくい。
そういった点から言うとオススメ車種は以下になる。
1:トヨタ 86/スバル BRZ
言わずとしれた定番車種。改めて説明するまでもないが、とにかくパーツが豊富。サスペンションなどはもちろん、後付けのターボキットやスーパーチャージャーキットもあり、ショップで最短2泊3日程度で取り付けできる。価格も100万円で余裕でお釣りが来て、大幅にパワーアップも可能。
ほかにも、どんなスタイルにも仕上げられるパーツが揃っている。乗っている人も多く、車種が被る可能性は高いが自分の独自色を出せるほどパーツが豊富なのは大きなメリット。
ベース車もATなら100万円以下から購入可能。MTだと100万円とちょっとから。かなりリーズナブルになってきている。
2:マツダ RX-8
パーツがめちゃくちゃ豊富というわけでもないが、ひと通りのチューニングパーツは揃う。そして、ベース車も初期モデルなら100万円以下で十分買えるとお安いのがRX-8だ。
ロータリーエンジンはレンジエクステンダーとして復活したが、スポーツエンジンとしてのロータリーはRX-8の13B RENESISがラストモデル。この先も復活の可能性は低いので乗るなら今がラストチャンス。
普通に乗る分にはそうそう壊れない。エンジンオーバーホールとなると昔は安かったが、現在は純正部品が高価で100万円以上になってしまうのは難点。だが、普通にメンテナンスして乗ればレシプロ同様の距離は走れる。
3:日産 シルビア/180SX
S13/14/15と続いたシルビアシリーズは初期のS13を除いて2LのNAエンジンか、ターボエンジンを搭載。リア駆動でタイムアタックもドリフトもできると今も昔も大人気。
難点は車両価格が高くなってしまっていること。200万円スタートのような状態で、10年前の2倍以上になっている印象。また、純正部品が高い。日産はとくに純正部品の値上げが激しく、シルビア用のパーツも半端ない。
だが、パーツは86/BRZと同等かそれ以上に豊富なので、自分好みに仕上げることは可能。車高短にしたときのかっこよさには根強いファンも多い。
4:スズキ スイフトスポーツ
ZC31S/ZC32S/ZC33Sと続くシリーズ。ZC31S/ZC32Sは50万円以下でも買えるほど価格が下がっている。アフターパーツは徐々に廃盤になってきてはいるが豊富な方。クルマがタフでボディも強い。過走行車でも安心して乗れるのが魅力。車高を下げてホイールを変えれば結構見た目にはスタイリッシュにまとまるので、スタンス系などのカスタムベースに使う人も多い。
ターボ化されたZC33Sはそのパワーが魅力。アフターパーツのタービンも豊富にあり、200ps以上のパワーでサーキットでランエボやWRXクラスと張り合うことも難しくない。車両価格は高値安定だが、パーツの多さも魅力的。
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