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「新一万円札」渋沢栄一の関連企業はいすゞ自動車など約500社[新聞ウォッチ]

レスポンス / 2024年7月3日 8時43分

2024年7月3日―きょうは何の日? 新しいデザインの紙幣が2004年11月以来、約20年ぶりに発行される日だが、キャッシュレス決済が進む中で、新紙幣との“初対面”はいつになるのだろうか。


それはともかくとして新一万円札の肖像に描かれる人物は「日本の資本主義の父」と称される実業家の渋沢栄一。5000円札の図柄は津田塾大創始者の津田梅子、そして1000円札は日本の近代医学を切り開いた北里柴三郎の面々という。


きょうの産経が「一万円の『顔』渋沢栄一に」とのタイトルで1面トップに取り上げているほか、各紙も「日本の資本主義の父」を中心に新紙幣発行関連の記事や広告特集が満載。


毎日の経済面によると、帝国データバンクの調べでは、渋沢栄一が設立や運営、出資者として関わった企業は約500社。現存する「渋沢関連企業」は167社で上場企業は98社だそうだ。このうち2023年時点の売上高(単体)が1000億円以上の企業は85社で、石油元売り大手のENEOS(エネオス)がトップ。渋沢が発起人となった北越石油(1896年設立)をルーツに持つという。


また、渋沢関連企業は、明治期の日本経済を支えた業種が多数を占めており、製造業が49社と約3割を占めるそうだ。毎日の記事では触れていないが、埼玉県深谷市の「渋沢栄一記念館」の資料などによると、自動車関連では、1929年(昭和4年)に東京石川島造船所(現IHI)から独立した石川島自動車製作所(いすゞ自動車の前身)もその1社。しかも、その初代社長は栄一の三男(渋沢正雄)が務めたほど。当時、英国のウーズレー社と契約し、A9型国産第1号乗用車を完成させたことでもトヨタ、日産とともに自動車の“御三家”とも呼ばれた知る人ぞ知る名門企業でもある。


2024年7月3日付


●公取委、処分後の点検強化へ、独禁法第三者監視義務、グーグル報告漏れ(読売・1面)


●ランサムウエア脅威、犯罪集団、小出しに情報流出(朝日・2面)


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