フィアットの歴史を辿る新博物館「Casa FIAT」開館…創業125周年に合わせて
レスポンス / 2024年7月17日 8時30分
フィアットは7月11日、創業125周年に合わせて、新たな博物館「カーサ・フィアット(Casa FIAT)」をイタリアに開館した。
このプロジェクトは、「ピナコテカ・アニェッリ(アニェッリ絵画館)」とフィアットの協力により実現した。展示は、フィアットの歴史とトリノの伝説的な工場「リンゴット」との関係を辿る内容となっている。この工場は1920年代にジャコモ・マッテ・トゥルッコによって設計され、1990年代にレンゾ・ピアノによって修復された。
展示はインタラクティブなディスプレイを使用し、「カーデザイン」「建築」「社会」「キッズ」の4つのテーマエリアに分かれている。これにより、来場者はフィアットの世界に完全に没入することができるという。博物館内では、フィアットの創業から最新の進化までの物語を展示。Casa FIATの中心には木製の『500』マスターモデルがあり、展示は1899年の会社設立から始まる。
展示は年代ごとに進行し、フィアットの歴史の重要な瞬間を紹介する。例えば、1957年に発売されたコンパクトな2シーターセダン『ヌオーバ500』や、1980年にジョルジェット・ジウジアーロが設計した多用途で革新的な『パンダ』などがある。この展示を通じて、過去とそのルーツの重要性を強調しつつ、新しい『グランデパンダ』に示されるように未来にも目を向けている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
フィアット創業125周年で「アルマーニ」とコラボ、限定『500e』は日本にも導入へ
レスポンス / 2024年7月16日 14時0分
-
フィアット『グランデパンダ』初公開、世界市場に投入へ…EVは航続320km以上
レスポンス / 2024年7月16日 8時0分
-
ペトリ、メルコン、ズノー…かつて東京で作られたカメラは個性豊かだった!
マイナビニュース / 2024年7月9日 15時45分
-
「フィアット500」67回目のバースデーを迎える…2025年はハイブリッド登場へ
レスポンス / 2024年7月9日 12時30分
-
フィアット『パンダ』がファミリー拡大、『グランデパンダ』発表…新型コンパクトSUV
レスポンス / 2024年6月17日 18時30分
ランキング
-
1旅客機用の燃料不足で緊急対策 輸送船を増強、運転手確保へ
共同通信 / 2024年7月16日 23時42分
-
2CoCo壱「わずか3年で3回目の値上げ」は吉と出るか 過去の値上げでは「客離れ」は見られないが…
東洋経済オンライン / 2024年7月16日 17時30分
-
3大谷翔平の新居「晒すメディア」なぜ叩かれるのか スターや芸能人の個人情報への向き合い方の変遷
東洋経済オンライン / 2024年7月16日 20時40分
-
4工学系出身者が「先進国最低レベル」日本の"暗雲" エンジニアを育てられない国が抱える大問題
東洋経済オンライン / 2024年7月16日 17時0分
-
5中国は不動産バブル崩壊で「未完成ビル」と「売れ残り住宅」の山→政府当局が打ち出した“支援策”の裏にひそむ「重大な懸念点」【現地駐在員が解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月15日 8時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください