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ピレリから新オールシーズンタイヤ「チントゥラート・オールシーズンSF3」発売

レスポンス / 2024年7月17日 20時30分

ピレリジャパンからオールシーズンタイヤ「CINTURATO ALL SEASON SF3」(チントゥラート・オールシーズン)が新発売。国内販売は16インチから19インチまで全35サイズで、価格はオープン。7月より順次販売開始となる。


「チントゥラート・オールシーズンSF3」は都市部在住の中型車・小型車のドライバー向けに開発されたタイヤで、設計にはバーチャル開発システムを駆使し、さまざまな気象条件下でブレーキング時の高レベルのコントロール性能の提供を実現している。


欧州タイヤラベリングのウェットグリップ最高評価「A」を取得しているほか、雪上でのコントロール性能は、厳しい冬の条件で認定されたタイヤであることを示す「3PMSF」マークも取得。乾燥した路面において、冬タイヤよりも夏タイヤに近い安定性・静粛性・転がり抵抗を持つ多用途性は、ドイツの独立認証機関であるDEKRA(デクラ)のテストによって確認され、TÜV SÜD(テュフズード)認証機関からも認定マークを授与されている。欧州タイヤラベリングの騒音に関して「A」または「B」のグレードも獲得。


サイプを備えたアダプティブトレッドテクノロジーを前モデルから継承しているチントゥラート・オールシーズンSF3は、タイヤの寿命を通じての雪上でのグリップ力を向上させている。タイヤが摩耗するとサイプの形状が直線からジグザグパターンに変化し、トレッドの深さが減少しても雪を捉える表面積が増加。サイプはタイヤを通して伝わるエネルギー量に応じて開閉し、必要に応じて冬用の形態から、より硬くコンパクトな夏用のパターンに変化することが可能なので、ブレーキ性能、ロードホールディング性能、ドライビング精度も向上している。


幅広い温度域で効果を発揮するコンパウンドの採用により、高温下でもタイヤの剛性、安定性、応答性のバランスを保つことが可能なうえに、冬季の低温環境でもコンパウンドが硬化しないため、冬でも同等の効果を発揮し、グリップ力が向上している。


なお、チントゥラート・オールシーズンSF3にはBEV・PHEVの特性を高める技術を搭載したタイヤであることを示す「Electマーク」付きサイズも用意されている。

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