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ビールにフレンチに東京観光まで! 欲張りな「レストランバスビアガーデン」をWILLERが運行…乗ってきました

レスポンス / 2024年7月31日 19時30分

WILLERは8月3日から東京都内で、フレンチとお酒を楽しむ「レストランバスビアガーデン」の運行を開始する。営業運行に先駆け、ランチコースを体験乗車したので、その模様をお届けする。


運行時期はランチが8月3日(土)~9月23日(月・祝)の金・土・日・祝日、ディナーが8月9日(金)~9月20日(金)の金曜日。東京駅前発着の2時間半~3時間のコースだ。


もともとWILLERは、食事を堪能しながら東京観光も楽しめる日本初の「レストランバス」として「ウィラーレストランバス」を運行していたが、その夏季限定バージョンとしてビアガーデンが登場した形だ。


ビアガーデン限定のクラフトビールをはじめとする22種類のドリンクと、ビールやワインに合う創作フレンチメニューに舌鼓を打ちながら、いつもとは違った視点から東京観光が楽しめる。


バスは高さ3.8mの2階建で、2階に25席が用意されている。天井は透明な開閉式になっていて、基本は冷房完備で天気も関係ないが、景色のよいルートではオープンして海風を浴びるなど開放的な景色も楽しめるようになっていた。テーブルごとにコンセントもあったのでスマホの充電なども可能だ。


スタートは東京駅。丸の内ビル前にTOKYO Restaurant Busと書かれた赤いバスが到着。振動対策が施された変わった形のテーブルに、まずはドリンクが配られていく。


出発したバスは、日比谷公園の近くを通りながら、皇居内堀、国会議事堂前を通って東京タワー方面へと向かう。添乗員が細かく案内もしてくれるので、東京は初めてという方でも楽しめるだろう。


2階席の位置がかなり高いため、信号や青看板が目の前に来るのも新鮮で、見たことがある場所でもかなり違った印象を受ける。場所によっては高さギリギリの高架下をくぐることもあるので迫力満点だ。


東京タワーへ向かう道中では、まずはアミューズ8種が4つずつ提供される。さっぱりした味わいのものが多めだが、ビールに合うソーセージの盛り合わせや脂の乗った煮穴子のフリットといったものも。夏らしく夏野菜を使ったメニューも用意されていた。


これらの食事はすべてバスの1階にあるキッチンでシェフが作っているそう。作り置きやお弁当とは一味違ったしっかりとしたメニューが登場する。


東京タワー周辺をぐるっと回った後、バスは首都高に乗ってお台場方面へ。首都高に乗る前にオードブルが提供され、海やレインボーブリッジを見ながら堪能できる。


お台場に到着すると、30分ほど休憩タイムが設けられていた。休憩はもちろん、簡単に買い物や観光に使ってもいいだろう。


休憩が終わると今度は歌舞伎座・銀座方面へと移動を開始する。そしてお待ちかねのメイン料理もここで登場。今回提供されていた和牛のローストビーフは、ビアガーデンで初登場のソースが使われているそうだ。


バスは歌舞伎座の前だけではなく、東京オリンピックの際に選手村として使われていた「晴海フラッグ」、2023年末にオープンしたばかりの「豊洲 千客万来」、2018年に営業終了し、現在改修中の築地市場、といったいろんな名所を巡ってくれる。観光客も多く、バスを撮影している人も多く見受けられた。


最後のデザートにあわせ、バスは出発地点でもある東京駅へと帰って来る。片道1時間、休憩込みで合計2時間半ほどのツアーは終了となった。なお、ディナーは少しだけルートが変わり、合計3時間のツアーになるそうだ。


お酒を楽しみながら、おいしい料理と東京観光もあわせて楽しめる欲張りなレストランバスビアガーデン。この夏の予定に検討してみてはいかがだろうか。旅行代金は大人ひとり8800~9800円(2名で予約の場合)。

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