アウディ史上最高の空力性能、『A6 e-tron』はCd値0.21達成
レスポンス / 2024年8月2日 16時0分
アウディは7月31日、新型EVの『A6 スポーツバックe-tron』が、前面空気抵抗を示すCd値が0.21と、アウディ史上最も空力に優れたモデルになった、と発表した。『A6アバントe-tron』もCd値0.24を達成し、同セグメントでトップに立つ。
この成果は、アウディの空力開発者アンドレアス・ラウターバッハとマッテオ・ゲルフィ、ホイールデザイナーのアンドレアス・バレンシア・ポレックスの綿密な作業の結果という。
アウディは長い歴史の中で常に空力性能を重視してきた。1967年のNSU『Ro 80』はCd値0.35の空力的なボディを持ち、自動車デザインを一変させた。1983年夏に登場した第3世代のアウディ『100』(C3)は、当時としては驚異的なCd値0.30を誇った。続く第3世代のアウディ『80』(B3)もCd値0.29を達成し、成功を続けた。現在、アウディA6 e-tronは新たな章を開き、アウディが常に形と機能を融合させていることを証明している。
![](https://response.jp/imgs/zoom1/2029590.jpg)
ラウターバッハは「プロジェクトの初めから効率と航続に高い価値を置き、野心的な目標を追求した。最初は目標を達成できるかどうか不安だったが、最終的には目標を超えることができた」と振り返る。1300回以上のシミュレーションと無数の風洞実験を経て、デザインチームとの協力により、基本的な車体形状の最適化が行われた。
特に、スリムなグリーンハウスと傾斜したルーフラインが良好な空力性能に寄与している。ゲルフィは「空力カーテンを使用して車の前部の空気の流れを改善した。ミリ単位で調整し、最終的に両者にとって最適な解決策を見つけた」と述べている。
また、A6 e-tronのホイールも空力性能を最大限に引き出すために設計されている。バレンシア・ポレックスは「以前はホイールは安定性だけが求められていたが、現在では効率的なエアロホイールを開発・設計している」と語る。特別に設計された19インチと20インチのエアロホイールが、A6 e-tronの航続に大きく貢献している。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
アウディ『A6 e-tron』正式発表、「スポーツバック」と「アバント」の2ボディで登場
レスポンス / 2024年8月1日 8時0分
-
「空力」をテーマにアウディ博物館が特別展…Cd値世界記録の「アウディ100」などフィーチャー
レスポンス / 2024年7月25日 16時0分
-
プレミアムEVの入り口に、アウディの電動SUV『Q4 e-tron』にエントリー仕様「35」登場
レスポンス / 2024年7月19日 16時0分
-
アウディ『A5』新型、7月16日発表へ…新モデル20車種の先陣に
レスポンス / 2024年7月13日 8時0分
-
「究極の空力タイヤ」をコンチネンタルが発表、プロサイクルライダー向け「AERO 111」
レスポンス / 2024年7月5日 17時30分
ランキング
-
1「モテすぎて坊主にした」SNSで話題の女性。「無駄に性愛を向けられることは9割減りました」
日刊SPA! / 2024年8月2日 15時53分
-
2ワークマン、500円で買える“冷感Tシャツ”が最強 桁違いの涼しさに衝撃走る…
Sirabee / 2024年8月2日 11時0分
-
3格安ジム「chocoZAP」の「汚い」「マシンの故障も放置」口コミは本当?改善されているのか運営に直撃
女子SPA! / 2024年8月1日 8時46分
-
4精神科医が解説「幸せを感じている60代」の共通点 悪い記憶から生じる感情をどう断ち切るべきか
東洋経済オンライン / 2024年8月2日 11時0分
-
5クルマから漏れる「謎の液体」に要注意! 夏はクルマの下に「水たまり」が出来ることも…! 危険を知らせる「アブナイ液体」の見分け方とは
くるまのニュース / 2024年8月2日 13時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)