8か月で開発、新型メルセデスAMG『GTクーペ』に初のハンコックタイヤ採用
レスポンス / 2024年8月6日 14時0分
ハンコックは8月1日、新型メルセデスAMG『GTクーペ』に、UUHP(Ultra Ultra High Performance)タイヤ「Ventus S1 evo Z」が純正採用された、と発表した。
このタイヤは、最大出力585hpを発揮するAWDスポーツカーのダイナミックなハンドリング特性に合わせて設計されており、特別なスポーツパターンと改良されたトレッド混合物を採用している。これにより、極限の運転状況でも最大のグリップを保証する、と自負する。タイヤの側壁に「MO1」ラベルが付いており、これはメルセデスAMGとハンコックの初のパートナーシップを示すものだ。
Ventus S1 evo Zの特長の一つは、メルセデスAMG GTクーペ用に特別に設計された幅広のトレッド。これにより、高い安定性が実現されている。また、強化されたアラミドハイブリッドキャッププライが使用されており、特にドライ路面での性能が向上している。アラミド素材は、高速走行時の遠心力によるタイヤの不要な膨張を防ぎ、最高速度が315km/hを超える車両にとって非常に重要という。
![](https://response.jp/imgs/zoom1/2030378.jpg)
さらに、方向転換時の横方向の力によるトレッドの変形が最小限に抑えられ、常に中立的なハンドリングとコントロールが可能となっている。
トレッド混合物も新しくなり、シリカの含有量が増加している。これにより、あらゆる天候でのグリップと剛性が向上し、トレッドが路面とより効果的に噛み合うことで、最大の制動性能が実現される。また、新しい混合物は極端な使用による高温にも耐え、タイヤの性能を長時間維持することができる。
ハンコックの開発チームは、通常の2年ではなく、8か月という短期間で開発を完了した。開発には、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースでのハンドリングテストも含まれていた。ハンコックの開発エンジニアは、メルセデスAMGのテストドライバーと密接に連携し、最高速305km/h、平均速度150km/hを達成した。
ハンコックは、ハンガリーのラカルマシュ工場で、前輪用295/35ZR20(105Y) XL、後輪用305/35ZR20(107Y)XLのサイズでタイヤを生産している。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
グッドイヤーの新SUVタイヤ! ASSURANCE MAXGUARD SUVの実力とは?
レスポンス / 2024年7月31日 10時0分
-
タイムを出すために生まれた、サーキット走行向け超ハイグリップタイヤ「SX-R」発売
レスポンス / 2024年7月20日 17時0分
-
ミシュランタイヤ4種類を雨の中で一挙にテスト! 試乗の中で体感した「サステナブル性能」とは?
くるまのニュース / 2024年7月13日 8時25分
-
ブラバス史上最強のスーパーカー「ロケット」にコンチネンタル「スポーツコンタクト7」純正採用
レスポンス / 2024年7月11日 21時0分
-
低燃費で雨にも強い! グッドイヤーの新ハイパフォーマンスタイヤ「イーグル F1 アシメトリック 6」に替えると走りはどう変わる?
くるまのニュース / 2024年7月8日 18時40分
ランキング
-
1航行中の機内で女性をペンで突く 客の男を現行犯逮捕
産経ニュース / 2024年8月6日 10時39分
-
2「うつ防止」脳科学的にお勧めの「テレビの見方」 見ているだけだと「脳の老化促進マシーン」に
東洋経済オンライン / 2024年8月6日 15時0分
-
3【驚愕事実】宇宙人&UFOは実在する可能性大 存在を確かめるためNASAが本格調査に乗り出す
東洋経済オンライン / 2024年8月6日 11時0分
-
4“あおり運転”してきたセダンの運転手が顔面蒼白で立ち尽くしたワケ「相手の顔をよく見てみると…」
日刊SPA! / 2024年8月6日 8時53分
-
5過去最大の下落幅に投資家はパニック売りだが…円高・株安でも「慌てる必要なし」とエコノミストが説く根拠
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月6日 11時12分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)