レトロフューチャー風にBMWスクーターをカスタム、『CE 02 × VAGABUND』は意外と実用的？

BMWモトラッド（BMW Motorrad）は8月2日、オーストリアのデザイン＆メーカーズスタジオ「VAGABUND」と協力し、BMW『CE 02』をベースにしたeパルクールバイク、BMW『CE 02 x VAGABUND』を発表した。

VAGABUNDの創設者でありマネージングディレクターのポール・ブラウチャート氏は、「CE 02の全体的なデザインは、VAGABUNDが常に新しい道を切り開き、既存の製品を独自の方法で再解釈しようとする姿勢に最適。このプロジェクトでは、デザインアプローチを『レトロフューチャー』と定義した。非常に未来的なオリジナルデザインにレトロな要素を組み合わせ、見る人に親しみを感じさせるようにした」と語る。

このオーストリア製カスタムバイクは、独特の未来的なデザインと、若者をターゲットにしたモダンで新鮮なレトロ要素が特徴。例えば、「Teenage Engineering」の「OB-4 Magic Radio」を取り入れることで、若くクリエイティブなカスタムバイクの哲学を強調している。

また、電動エキゾーストは実用的なスタイル要素で、傘を収納するスペースとしても機能する。スケートボードのグリップテープを使用したランニングボードなど、スポーティで都市型のeパルクールスタイルを反映している。