ZF、商用車向けスマート技術を開発 エネルギー効率、快適性など向上へ
レスポンス / 2024年8月7日 15時30分
ZFは8月5日、ソフトウェアの力を活用して、よりスマートで接続性の高い、効率的な商用車技術を開発していると発表した。
ZFのインテリジェント・ソフトウェア・ソリューションをシャシー技術に組み込むことで、車両の性能と安全性が向上し、より安全でスムーズな走行が可能となる。自動車技術がデジタル統合に向かう中、ZFはスマート・コネクテッド技術の推進役としての地位を確立しているという。
ZFは、他の車両セグメントでのソフトウェア分野の専門知識を活用し、迅速かつコスト効率よくインテリジェントシステムを生産することで、総所有コスト(TCO)の削減を目指している。
ZFの「ブレーキとeドライブのシナジープログラム」は、車両が減速する際に発生するエネルギーを利用して車載バッテリーを充電することで、電動車の航続を延ばすか、バッテリーのサイズを小さくすることができる。このプログラムは、次世代のeドライブであるAxTrax 2 dualとCeTrax 2 dualを、mBSP XBS先進ブレーキシステムと組み合わせることで、エネルギー回収を最大化し、車両の航続を効果的に延ばす。
さらに、このシステムは「ワンペダルドライブ」機能を持ち、特に低速での操作時に運転の快適性を向上させる。また、トラクションコントロール機能を最適化することで、タイヤの摩耗を減らし、滑りやすい路面での車両性能と安定性を向上させる。
ZFはまた、EV向けにブレーキ抵抗器をソフトウェアで置き換える新しいソリューションを開発した。このソフトウェア機能は、回生ブレーキによって生成される余分なエネルギーを車両のバッテリーに蓄えるようにする。これにより、重くて高価なブレーキ抵抗器が不要となり、エネルギー効率が最大化される。このソリューションは約150kgの重量を削減し、シャシー内の利用可能なスペースを増やすことができるという。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
アッパーミッドサイズセグメントを再定義: Audi A6 e-tronがデザインと一充電航続距離の基準をつくる
Digital PR Platform / 2024年8月6日 10時1分
-
Ansys、電気自動車の航続距離を向上させるConceptEVを発表
Digital PR Platform / 2024年7月31日 12時51分
-
ポルシェの走りがさらに進化する!? 新駆動システム部門設立、新型『カイエン』開発から稼働
レスポンス / 2024年7月22日 21時0分
-
ZF、商用車向け先進運転支援システム発表…自動で車線変更が可能に
レスポンス / 2024年7月14日 7時30分
-
ブレンボ、コネクテッドモビリティのスタートアップ、SPOKE SAFETYに出資
PR TIMES / 2024年7月12日 14時40分
ランキング
-
1ナイキにパリ五輪効果、通販サイトへのアクセス増加
ロイター / 2024年8月8日 5時41分
-
2小林製薬、紅こうじ事業から撤退 通期純利益は前年比4割減と予想
ロイター / 2024年8月8日 15時49分
-
3「この作業すぐやって」「手が空いた時に頼むよ」では部下は動かない…ダメ上司が好む3つ目の典型的なNGセリフ
プレジデントオンライン / 2024年8月8日 7時15分
-
4エアコンは「6畳、10畳、14畳」以外買ってはいけない…一級建築士「8畳の部屋は6畳用で十分といえる理由」
プレジデントオンライン / 2024年8月7日 16時15分
-
5スキル向上のために退職は嘘?辞める若手の本音 賃上げできずにどんどん社員が辞める企業も
東洋経済オンライン / 2024年8月8日 16時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)