フェラーリとピニンファリーナの蜜月はもう歴史に
レスポンス / 2024年8月10日 7時0分
『カーセンサーEDGE』9月号(発行:リクルート)の特集は「フェラーリとピニンファリーナ」である。
バティスタ・ファリーナが創立したカロッツェリア“ピニンファリーナ”、はエンツォ・フェラーリの作った自動車会社と出会ったことによって、世界で最も美しいカーデザインのブランドとしてその名を世界に知られるようになる。
その実績を背景に自動車のみならず工業デザイン全般からエンジニアリングまで業態を広げた。現在はインドの巨大財閥の傘下となり、豊富な資金力を背景に自動車メーカーとしても事業を展開している。
日本のクルマ好きにしてみれば、ピニンファリーナ=フェラーリであり、『カーセンサーEDGE』によると、フェラーリとのコラボレーションのなくなった現在、ピニンファリーナの存在価値が薄まったと誤解する人も多い。実際には、ピニンファリーナは以前よりも強固な組織になっているそうだ。
いっぽう、社長として活躍したアンドレアやパオロといった、創業者バティスタ・ファリーナ直系の孫が亡くなり、「昔のピニンファリーナとは別の会社」と思う人も増えている、と『カーセンサーEDGE』。フェラーリのような超有名ブランドとのコラボレーションなど今後は不可能である、と。
自ら自動車メーカーとなったピニンファリーナに、今後のコラボレーションの可能性は小さいだろう。フェラーリとピニンファリーナという、自動車史上最も濃厚で甘い関係の中から生み出されるクルマは、今、走っているものが最後なのだ。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
三菱「爆速エボ」がスゴイ! 「500馬力&1000Nm」超えד巨大ウイング”装備! メーカーが本気で作った「謎のスーパーカー」とは?
くるまのニュース / 2024年11月18日 22時10分
-
AUTOMOBILI PININFARINA、ウェスト・パーム・ビーチの新たなリテール・パートナーを得てフロリダでの存在感を強化
共同通信PRワイヤー / 2024年11月18日 9時45分
-
斬新「日本の“フェラーリ”」がスゴイ! 約“700馬力”&大排気量「V8ツインターボ」採用! 日本限定で“50周年”を記念した十人十色の「J50」とは?
くるまのニュース / 2024年11月16日 16時40分
-
国内外の新型車勢揃い!? 今年の「ノミネート車」31台が決まる! どんなクルマが今年出た? 今後は10台に絞られる! 【日本カー・オブ・ザ・イヤー】
くるまのニュース / 2024年11月1日 10時40分
-
スバル斬新「ド迫力スーパーカー」がスゴイ! 「水平対向エンジン」搭載で“600馬力”&巨大ウィング採用! スバルが本気で作った「VIZIV GT」とは?
くるまのニュース / 2024年10月28日 14時50分
ランキング
-
1農協へコネ入社の元プー太郎が高知山奥「道の駅」で年商5億…地元へのふるさと納税額を600万→8億にできた訳
プレジデントオンライン / 2024年11月23日 10時15分
-
2スシロー「パペットスンスン」コラボに言及「追加販売を検討」 発売当日に一部完売したグッズも
ORICON NEWS / 2024年11月22日 17時45分
-
3「無人餃子」閉店ラッシュの中、なぜスーパーの冷凍餃子は“復権”できたのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月20日 6時15分
-
4【独自】船井電機前社長『不正を働いたことはない』 “破産の申し立て”は報道で知る「本当に驚いた。なんでこんなことに…」
MBSニュース / 2024年11月22日 18時20分
-
5ファミマ、プラ製スプーン「有料化」の実験結果を発表 大手コンビニで初、どうなった?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月21日 12時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください