バス・タクシーを補完、電動サイクルシェアリング開始 和歌山市
レスポンス / 2024年8月12日 18時0分
和歌山市エリアのタクシー・バスなど旅客運送を担うユタカ交通は7月18日から、コンパクトシティの具現化に向けた取り組みとして、特定小型原付自転車「電動サイクル」のシェアリングサービスを運営している。
ユタカ交通は和歌山市の協力を得て、OpenStreet が運営するシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」で電動サイクルのシェアリングサービスを開始した。ユタカ交通とOpenStreet、和歌山市の三者は連携協定を締結し、公有地や商業施設へのステーション設置を拡大、街中の回遊性向上、公共交通の利便性向上を目指す。
和歌山市では、鉄道駅と目的地との間の移動手段、いわゆるラストワンマイルが課題となっている。市内を結ぶ重要な移動手段であるバスは、人口減少に伴う利用客数の減少から運行維持が困難となり、減便や廃止路線が相次いでいる。またタクシー業界についても、2013年度に1025人い運転手は2021年度には663人と約35%減少、運転手の平均年齢は65.5歳と人手不足や高齢化に悩まされている。そこでシェアサイクルやパーソナルモビリティとの連携を進めている。
ユタカ交通は電動サイクルのシェアリングサービスに先がけて、2024年6月1日より、わかちか広場など4カ所に電動アシスト自転車のステーションを設置しており、今回新たに電動サイクルの運用を開始した。これによりステーション周辺の観光促進や商店街への誘客、日常生活での行動範囲の拡大が期待される。電動サイクルのシェアリングサービスは、千葉市、さいたま市、堺市に次ぐ全国4エリア目。
地元和歌山県のglafitとOpenStreetが共同開発した電動サイクルは、フル電動でペダルを漕がずに進み、自転車のように座って走行できる新しいモビリティで、16歳以上から運転可能で免許不要、最高速度は20km/h以下となる。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
和歌山市、ユタカ交通、OpenStreet が「電動サイクル」のシェアリングサービスの連携協定を締結
PR TIMES / 2024年8月9日 13時45分
-
三浦郡葉山町、サンオータス、OpenStreet、「シェアサイクル事業に伴う連携協定」を締結し、シェアサイクル事業を7月19日から開始
PR TIMES / 2024年7月20日 17時40分
-
和歌山県では初!自転車のように座って走行できる「電動サイクル」のシェアリングサービスを和歌山市で7月18日に開始
PR TIMES / 2024年7月18日 19時15分
-
和歌山県では初!自転車のように座って走行できる「電動サイクル」のシェアリングサービスを和歌山市で7月18日に開始
PR TIMES / 2024年7月18日 19時15分
-
西日本初!「電動サイクル」のシェアリングサービスの実証事業を大阪府堺市泉北ニュータウン地域で7月16日から開始
PR TIMES / 2024年7月16日 16時15分
ランキング
-
1帝人が「めちゃコミック」売却 米投資ファンドに1300億円で
共同通信 / 2024年8月12日 15時44分
-
2気象庁「予知はデマ」明言、地震雲の発生や動植物の予知能力は「科学的な根拠に欠ける」
読売新聞 / 2024年8月12日 10時0分
-
3中高年リスキリングを待ち受ける「3つのリスク」 定年後、ホワイトカラーの仕事に就けるのか?
東洋経済オンライン / 2024年8月12日 10時0分
-
4「もう名前が良き」 ヤマト運輸の新サービスが大反響! 他社では命名できない?
乗りものニュース / 2024年8月10日 16時42分
-
5「デスクにキーボード以外何もない」はむしろダメ…脳科学の研究が示す"汚部屋"がアイデアを生むメカニズム
プレジデントオンライン / 2024年8月12日 10時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください