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歴史に幕を下ろすトロリーバス、立山黒部で思い出作り【夏休み】

レスポンス / 2024年8月13日 9時30分

立山黒部アルペンルート(運営:立山黒部貫光)の立山トンネルにおいて、国内で唯一運行しているトロリーバスが、本年2024年の11月30日にラストランを迎える。ラストランと共に、立山黒部アルペンルートと黒部ダムでそれぞれ特別イベントを開催中だ。


大町市プロモーション委員会は特別コラボ企画「立山黒部アルペンルート謎解きワードラリー」を開催する。このイベントは、関電トンネルバス開通60周年とも連動しており、立山黒部アルペンルート各所を巡りながら楽しむことができる。


●立山黒部アルペンルート謎解きワードラリー


「立山黒部アルペンルート謎解きワードラリー」は、扇沢発~室堂ターミナル着のルート内で行われ、参加者はLINEを使って、7か所に設置された「ワード」を見つけ、クイズに答える形式。全問クリアした人は、立山黒部アルペンルートでしか手に入らないオリジナルステッカーがプレゼントされる。さらに、Wチャンスとして抽選でオリジナルグッズも当たる。開催期間は8月1日から10月14日までで、参加費は無料。


●ご当地で黒部ダムカレーチャレンジ!


また、バス開通60周年記念イベントとして、黒部ダム展望台休憩所で「ご当地で黒部ダムカレーチャレンジ!」が開催。黒部ダムカレーは、黒部ダムを模したご当地カレーで、ご飯を堰堤、ルーをダム湖に見立てた迫力満点の見た目が特徴。開催日は8月の毎週水曜日で、ランチタイムの10時20分から12時50分までの間に提供される。参加店舗はCoCo壱番屋安曇野インター店、健菜樂食Zen、SATHI、ねまるちゃテラスの4店舗。


このイベントは、大町市プロモーション委員会と黒部ダムカレー推進協議会が共催しており、黒部ダムの放水が臨める絶景の場所で、当日限定・数量限定のオリジナル「黒部ダムカレー」を提供する。


●立山トンネルトロリーバス


日本唯一のトロリーバスは、立山の主峰、雄山(3003m)の直下を貫通している立山トンネルを走る。バスの最大の特徴は、石油燃料ではなく電車線から電力をされて走る点だ。電気で走ることでトンネル内に排ガスが滞留することを防ぎ、自然環境保全にも役立つ。標高2450mの室堂と2316mの大観峰とを結び、駅間標高差は134m、移動距離は3.7km、平均勾配は3.6%。所要時間は10分で、トンネル中央の雄山山頂直下付近において上下線のバスがすれ違う。運行開始は1971年4月25日、当時はディーゼルバスだった。電動のトロリーバスになったのは1996年8年4月23日から。

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