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絶滅状態だったオープンスポーツカー…マツダ『ロードスター』初代開発史

レスポンス / 2024年8月14日 7時0分

マツダ『ロードスター』は誕生から35周年を迎えた。1980年代、オープンスポーツカーが「絶滅状態」にあった時代に、運転の楽しさを追求して開発されたこの車は、世界的なヒットを記録した。


マツダの初代ロードスターの開発史を詳細に記録した書籍『マツダ/ユーノス ロードスター 日本製ライトウェイトスポーツカーの開発史』が、新装版として復刊された。著者は初代ロードスターの開発責任者である平井敏彦氏他で、発行は三樹書房。


本書では、当時の開発担当者がその様子を多数の図版とともに詳細に解説している。巻頭には、デザイン開発の過程に関する写真資料が収録されており、さらにマツダが実施している「レストア・サービス」の概要や、初代ロードスターの変遷をカラーカタログで紹介している。


当時マツダが展開していたブランドのユーノスから登場した初代ロードスターは、フロントエンジン・リアドライブという伝統的なレイアウトを採用したオープンタイプの2シーター軽量スポーツカーだ。発売以来、日本をはじめ世界の市場で予想を超えるセールスを記録し、マツダを代表する車種の一つとなった。


古典的なスポーツカーを現代の技術で蘇らせ、ロードスターによって縮小傾向にあった世界のスポーツカー・マーケットを再喚起したマツダの技術者たちの功績は高く評価されるべきだろう。本書は、開発担当者の手記を中心に編集され、どのようにしてこの魅力的なスポーツカーが開発され誕生したのか、その経過を検証することを骨子としている。



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