ボッシュ、車両効率を高める新デジタルサービス発表へ…IAAトランスポーテーション2024
レスポンス / 2024年8月21日 14時0分
ボッシュは、ドイツで9月に開催される「IAAトランスポーテーション2024」において、新しいデジタルサービスを初公開する。
このサービスは、フリート運営者や自動車メーカーが車両の効率を向上させるためのもの。技術的な基盤として「オートモーティブ・コネクティビティ・ハブ」を使用し、メーカーに関係なくどの車両にも後付け可能で、車両の運行データや診断データにアクセスできる。
効率向上サービスの一例として、「レトロフィット・エフィシェンシー・モジュール」がある。このモジュールは、中央データベースに保存された経験値に基づいて速度を調整し、消費を最大4%削減する。また、「ビークル・ヘルス」は標準化されたエラーコードやメーカー固有のエラーコードを記録し、クラウドで評価する。これにより、問題を早期に認識し、優先的なサービスを提案することで、予期せぬ故障を大幅に減少させる。
電動車両向けには、「バッテリー・イン・ザ・クラウド」が用意されている。このサービスは、高電圧バッテリーの性能と寿命を向上させるもので、バッテリーの状態や使用状況に関するデータを継続的に記録し、老化や欠陥を予測し、急速充電の挙動を最適化する。
さらに、「デジタル・フューエル・ツイン」は、既存のフリートで代替燃料を使用したい運営者に最適という。この機能は、代替燃料の使用とCO2削減を自動的に検証し、監査に対応する。
リアルタイムで車両やフリートの状態を監視するために、「ライドケア・インサイト」は、車体の損傷、車内での喫煙、リスキーな運転行動を検出するインテリジェントセンサーボックスを使用する。
ボッシュのこれらのデジタルサービスは、車両の効率と信頼性を向上させ、運用計画が容易になることを目指している。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ボッシュ、商用車向けの電動・水素パワートレイン発表へ…IAAトランスポーテーション2024
レスポンス / 2024年8月10日 13時30分
-
ヒョンデと共同開発、IVECOが新型ゼロエミッション車を発表へ…IAAトランスポーテーション2024
レスポンス / 2024年8月2日 9時0分
-
コンチネンタル、新素材エアスプリング「Tough RuNR」発表へ
レスポンス / 2024年8月1日 16時15分
-
コンチネンタル、ソフト定義自動車や自動運転の最新技術発表へ…IAAトランスポーテーション2024
レスポンス / 2024年7月26日 7時30分
-
MAHLE、脱炭素化に向けた新技術を発表へ…IAAトランスポーテーション2024
レスポンス / 2024年7月24日 16時0分
ランキング
-
1東武日光線「板倉東洋大前から栃木」に何がある? 小さな駅でも構内が広い「北関東」らしい風景
東洋経済オンライン / 2024年8月21日 7時30分
-
2羽田空港の「衝突事故」をなぜ防げなかったのか…「人間ではなくAIに任せればいい」への元管制官の回答
プレジデントオンライン / 2024年8月21日 8時15分
-
3不動産投資で何か見落としてない? 実際に投資家266人に失敗例を聞いてみた
Finasee / 2024年8月21日 13時0分
-
4お米がありません!75歳のおひとり様女性、8月15日に「年金15万円」が振り込まれたはずが…残金2,000円の地獄「どう生きていけばいいのか」
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年8月21日 6時15分
-
5単なる「ラーメン店主のワガママ」ではない…炎上覚悟で飲食店が「イヤホン・スマホ禁止」にする本当の理由
プレジデントオンライン / 2024年8月21日 10時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください