ダイハツ 認証不正問題の余波、「コペン」「ルーミー」など複数車種の生産停止へ[新聞ウォッチ]
レスポンス / 2024年8月26日 8時50分
ダイハツ工業が、軽自動車『コペン』やトヨタブランドの『ルーミー』など複数車種の生産を10月末から再び停止するという。週末8月24日の朝刊各紙が「複数車種の生産ダイハツ停止へ、認証不正影響、10月末から」(朝日)などと、経済面に取り上げていた。それによると、国の認証を不正に取得していた問題を受け、既存車の改良や新車の開発を一時停止していたため、国土交通省が11月から適応する新しい基準への対応が間に合わないからだそうだ。
ダイハツは昨年12月末に認証不正問題が発覚後、国内のすべての自動車工場で稼働を停止したが、国交省による試験で基準への適合が確認され、出荷停止の指示が解除された車種から順次、生産を再開。大型連休明けの5月からは大阪・池田市の本社工場など、国内に4つあるすべての完成車工場の生産を再開していた。
ところが、不正発覚後、新型車の開発の一時凍結で、11月以降に発売される新車に後方を確認できるバックモニターを取り付けることを義務付けるなどの新たな保安基準への対応が遅れており、それらの対応が間に合わない車種の生産ができなくなるという。
生産停止の対象は軽自動車のコペンや、軽商用車『ハイゼットトラック』、トヨタ自動車にOEM(相手先ブランドによる生産)供給している小型車のルーミーなどが含まれるという。一部の車種は生産再開までに数か月かかる可能性もあるとも伝えており、再び生産停止が長引くことになれば、部品メーカーなどにも影響が出ることは避けられないとみられる。
2024年8月26日付
●首相退陣「妥当」74%、信頼回復「つながらず」71%、本社世論調査 (読売・2面)
●走れロマンスカー「応援剛」31日ゼルビア戦明日締め切り(朝日・17面)
●新幹線29日も運休か、台風10号、厳重警戒呼びかけ (産経・23面)
●社説、損保大手は非常識な業界慣行を改めよ(日経・2面)
●曲がる太陽電池、日本の勝ち筋、EVに懸け素材る・印刷技術を活用、京大発、トヨタ・日揮と開発 (読売・11面)
●チャイルドシート150センチになるまで、JAF、推奨基準引き上げへ (日経・30面)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
2024年の世界新車販売、トヨタ、認証不正の逆風下でも独VW “失速”で5年連続首位確実[新聞ウォッチ]
レスポンス / 2025年1月15日 8時15分
-
2024年「イチバン売れたクルマ」はまさかの“軽”? ダントツの「20万台超え」記録 「スライドドア軽」「SUV」も人気 セダンやワゴンは不調… 年間販売台数ランキング発表
くるまのニュース / 2025年1月9日 18時30分
-
2024年の国内新車販売7.5%減の442万台、トヨタ、ダイハツなど生産停止響く[新聞ウォッチ]
レスポンス / 2025年1月7日 9時0分
-
24年の新車販売、7.5%減 認証不正で生産停止響く
共同通信 / 2025年1月6日 18時58分
-
トヨタ「“新”ルーミー」発売! 値上げしても174万円!? “軽自動車並み”に安い「小型ワゴン」改良で何が変わった? ユーザーの反響は?
くるまのニュース / 2025年1月6日 8時15分
ランキング
-
1裏切られた気持ちでいっぱいです…月収25万円・65歳サラリーマン、毎年「ねんきん定期便」を必ずチェック、年金月19万円のはずが「初めての年金振込日」に知った衝撃事実に撃沈
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月15日 8時15分
-
2「馬上、枕上、厠上」がキャリア形成にも重要な理由 「1人になれる時間」は本来いくらでも存在する
東洋経済オンライン / 2025年1月15日 8時0分
-
3なんでまだ働いているんだろう?…ブラック企業を「辞めない人」の理由【行動経済学】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月15日 7時15分
-
4【株価はどう動く?】「トランプバブル相場」の米国、株価の上値が重い日本
財界オンライン / 2025年1月15日 7時0分
-
5新日本海フェリー「新造船」を2025年就航へ “日本最速”の現行船を置き換え
乗りものニュース / 2025年1月15日 7時12分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください