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日産『スカイライン クロスオーバー』は、今売られていてもおかしくない商品力【懐かしのカーカタログ】

レスポンス / 2024年9月1日 17時0分

2007年12月、北米市場向けに『インフィニティEX』として発売。日産『スカイライン クロスオーバー』として日本市場で発売されたのは2009年7月のことだった。ちなみにその翌月、日産本社が東銀座から現在の横浜・みなとみらい地区に移転している。


その名のとおりクーペとSUVを融合させたクルマとして誕生。ベースは当時の12代目・V36型『スカイライン』だったが、ホイールベースはセダン(とCV36型クーペ)より50mm短い2800mmの設定。


全長×全幅×全高は4635mm×1800mm×1575mm(ルーフレール装着時は1600mm)だから、世代が違うとはいえ昨今の同クラスのSUV、クロスオーバーに較べるとコンパクトといえるボディサイズだ。


とはいえスタイリングは、セダン/クーペ同様のグラマラスさを特徴とした。とくにほどよく筋肉質的な表現で仕上げられた前後フェンダーは見せ場のひとつ。フロントマスクはセダン/クーペと共通のイメージをもたせつつ、ヘッドランプは専用のデザイン。


インテリアはラグジュアリーな仕上げ。今、改めてカタログ写真を眺めてみると「上質感に溢れて良さそうじゃないか」と新鮮な印象も受ける。最上級グレードではセンターコンソールには艶やかな本木目のパネルが使われ、そこに横にした楕円のアナログ時計が置かれていたり、昔ながらのオーソドックスなパターンのシートだったりと、実にいい雰囲気だ。


リヤシートには電動可倒式(復帰も電動)が採用されている。


日本仕様には3.7リットルのVQ37VHR型エンジンが搭載され、マニュアルモード付きの7速ATの組み合わせ。サスペンションはフロントがダブルウイッシュボーン、リヤがマルチリンクで、専用のチューニングが施されたデュアルフローパスショックアブソーバーが採用されていた。


車線逸脱防止支援システム、前方車両接近警報、アラウンドビューモニターなどの機能も設定している。2WDと4WDを設定。今、カタログモデルであってもおかしくないクルマだ。

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