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西鉄バス、完全キャッシュレスで実証運行を予定…定時制確保などに期待

レスポンス / 2024年9月7日 7時30分

西日本鉄道は、国土交通省の「完全キャッシュレスバス実証運行」の参加事業者として採択され、観光客やインバウンドの利用が多い一部路線で実証運行を行う。運賃の支払いを現金ではなくキャッシュレス決済に限定し、バスの運行の課題把握や知見獲得を目指す。


実施路線は西鉄バスの、福岡市都心部を循環するBRT路線と、福岡空港国際線ターミナルとJR博多駅を結ぶ2路線だ。運行期間は2024年12月3日から2025年2月28日までを予定している。


実証運行を通じて、バス降車時の両替をはじめとした現金取扱に伴うバス停車時間の削減による定時性確保や、キャッシュレス決済比率の向上が期待されている。決済手段としては、交通系ICカード、クレジットカードタッチ決済、各種乗車券(SUNQパスなど)が利用可能である。


福岡空港国際線ターミナルとJR博多駅を結ぶ路線では、平日・土曜・日祝ともに74便が運行される。また、福岡市都心部を循環するBRT路線では、平日・土曜・日祝ともに83便が運行される予定だ。


クレジットカードタッチ決済について西日本鉄道は、2022年7月から電車の一部駅で導入、バスでは今回の実験と同じ博多駅~福岡空港国際線で2023年7月~2024年3月に、Fukuoka BRTで2023年8月~2024年3月に実証実験を行っている。


タッチ決済は、国内外で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法だ。 対応の端末にタッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)または、同カードを設定したスマートフォンなどをタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要となっている。

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