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登場から50年、初代いすゞ『ジェミニ』はGMとの愛の結晶だった【懐かしのカーカタログ】

レスポンス / 2024年9月8日 17時0分

いすゞから初代『ジェミニ』が登場したのは1974年11月。今から数えてちょうど50年前のことになる。タイトル写真は筆者の手元にあったその年のパンフレットのもので、化粧プレートにもあるとおり、当初は「ベレット・ジェミニ」を名乗っていた。


当時のいすゞはGMと資本関係を持っていたところから、GMの世界戦略車の“Tカー”をベースに生まれた。このTカーは同じくGMの傘下にあった西ドイツ(当時)のオペルが開発したクルマで、ドイツのオペル『カデット』、アメリカのシボレー『シェヴェット』を始め、イギリスのヴォクスホール『シェベット』、オーストラリアでは『ジェミニ』など、国や地域ごとに、いわば兄弟車が多数存在した。


日本仕様はセダンとクーペの2つのボディタイプで、当初は1584ccのG161型・直列4気筒SOHCエンジンに4速MTの組み合わせでスタート。エンジンはV型バルブのクロスフロー方式で、これはベレットに搭載されていたものの発展型。


サスペンションはフロントがダブルウイッシュボーン、リヤがトルクチューブ付きの3リンク式、駆動方式はFR。グレードは仕様違いでLD、LT、それとLS(クーペのみラジアルタイヤが標準)を揃えた。


スタイリングはシンプルな欧州車そのものといった風で、フロントマスクは角型2灯(1977年)、スラントノーズ・1(1979年)、同・2(1981年)と変遷。1979年には1.8リットルのDOHCを搭載する“ZZ”、ディーゼル、1982年にはディーゼルターボなどを追加している。

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