インフィニティの“おもてなし精神”SUV、新型『QX80』が納車を米国で開始
レスポンス / 2024年9月9日 11時30分
日産自動車の海外向け高級車ブランドのインフィニティは9月5日、最上位SUV『QX80』新型の納車を米国で開始した、と発表した。
新型のデザインについては、2023年夏、ペブルビーチ・コンクール・デレガンスで発表されたコンセプトカー、『QXモノグラフ』がベースになっている。新型QX80は、インフィニティの進化したデザイン言語「アーティストリー・イン・モーション」を体現し、形と機能のバランスを取りながら感情を呼び起こすデザインを目指したという。
新型QX80は、インフィニティのおもてなしの精神に基づき、全ての乗員に最上級の快適さを提供する。新型QX80には、前席と2列目にマッサージ機能が搭載されており、カラータッチスクリーンで直感的に操作できる。
新機能には、バイオメトリッククーリングも含まれる。これは、2列目の乗員に自動的にエアコンを向けるもので、快適な温度に達する時間を半減させることができる。ヘッドライナーに組み込まれた赤外線センサーが、乗員が暑いことを検知すると、前席の乗員が何もしなくても、2列目に冷気を送る温度と風量を瞬時に調節する。
心臓部は、VR35DDT型3.5リットルV6ツインターボエンジンで、450hpのパワーと515lb-ft(698Nm)のトルクを発揮する。これは現行モデルに比べて50hpと102lb-ft(138Nm)の増加だ。また、9速オートマチックトランスミッションは40%広いギア比範囲を持ち、加速時の反応性と高速クルージング時の効率性を両立させている。高速道路での走行時には、アクティブグリルシャッターが閉じて空気抵抗を減らし、燃費を向上させる。新しいパワートレインは、加速性能の向上と旧型V8よりも優れた燃費を実現する。
また、静かな車内と洗練された乗り心地を提供するために、細部にわたる配慮がなされている。新型QX80は、車体のねじれ剛性を高めることで、大幅に静かな車内を実現しているという。
さらに、新たに利用可能になった電子制御エアサスペンションとダイナミックデジタルサスペンション技術は、走行状況に応じて新型QX80を適応させる。エアサスペンションは車両が駐車された際に自動的に低くなり、乗車や荷物の積み下ろしを容易にする。一方、ダイナミックデジタルサスペンションは車両の動きを常に評価し、ボディの動きを抑えることで、ドライバーの自信を高め、長距離の移動でも乗員の快適性を追求している。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
約1000万円!? 日産が新型「“3列”SUV」世界初公開! 8年ぶりの全面刷新で超「“カクカク”デザイン」に進化! 豪華内装&タフモデルも追加の新型「米のアルマーダ」何が変わった?
くるまのニュース / 2024年9月5日 10時40分
-
14年ぶり全面刷新! 日産が新型「パトロール」世界初公開! 400馬力超え「V6」搭載の「本格SUV」! 初の「4WDシステム」も採用の新モデルUAEに登場
くるまのニュース / 2024年9月4日 12時30分
-
インフィニティ「Q50」販売終了!? 日本では「スカイライン」の名で展開も… 北米で「セダン・クーペ」姿消す理由は? 次期モデルはどうなる?
くるまのニュース / 2024年8月23日 14時35分
-
インフィニティの最上級SUV、新型『QX80』が見せたブランドの新デザイン
レスポンス / 2024年8月19日 19時0分
-
日産「新型パトロール」世界初公開へ! トヨタ「ランクル」よりデカイ「本格SUV」!? 大排気量「V6」搭載&「スポーティモデル」もアリか! まもなく中東へ登場
くるまのニュース / 2024年8月19日 15時10分
ランキング
-
1ホンダ「プレリュード」復活で「スペシャルティカー」に熱視線! トヨタ「ソアラ」待望論も!? 一体どんなモデル?
くるまのニュース / 2024年9月9日 10時10分
-
2全長2.2mで3人乗れる! 63万円の新型「トライク」に反響あり! 長距離走れる“ハイスペック仕様”どんなモデル?
くるまのニュース / 2024年9月9日 8時25分
-
3車で移動中に便意をもよおした女性の修羅場。「ごめん、出ちゃったわ」車内は“地獄絵図”に
日刊SPA! / 2024年9月9日 8時52分
-
4運動不足でも炭水化物は食べていい…ハーバード大の研究で判明「ご飯は1日何杯までOKか」の最終結論
プレジデントオンライン / 2024年9月8日 16時15分
-
5ヤマト運輸は"吉野屋の牛丼"で郵便局の牙城をぶっ壊した…「翌日個人宅配」が達成されるまでの知られざる物語
プレジデントオンライン / 2024年9月9日 10時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください