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ライバルは「ランクル」か「レクサスLX」か? 日産『アルマーダ』新型が提案する2つの選択肢[詳細画像]

レスポンス / 2024年9月10日 21時0分

日産自動車が2025年モデルの新型『アルマーダ』を発表した。この最新のフルサイズSUVは、中東で販売されている新型『パトロール』の米国仕様だ。新型は次世代の技術を搭載し、オフロード性能とオンロードの快適性を大幅に向上。ライバルとなるトヨタ『ランドクルーザー』やレクサス『LX』に対抗する。


新型アルマーダは、パワフルな新エンジンと高効率トランスミッションを採用。ツインターボ3.5リットルV6エンジンと9速オートマチックトランスミッションの組み合わせにより、最高出力425ps、最大トルク516lb-ft(700Nm)を発揮する。


新型アルマーダは、主に2つの特徴的なグレードを用意している。オフロード性能を重視した「PRO-4X」と、高級感と快適性を追求した「platinum reserve(プラチナムリザーブ)」だ。これにより、オフロード愛好家からラグジュアリーSUV志向のユーザーまで、幅広いニーズに対応している。


新型アルマーダPRO-4Xは、オフロード愛好家のニーズに応える様々な特徴を備えている。このグレードは標準でインテリジェント4WDを搭載し、電子ロッキングリアディファレンシャル、アダプティブエレクトロニックエアサスペンション、20インチホイールに275/60R20のオールテレインタイヤ、メタルアンダーボディスキッドプレート、そして改良されたフロントフェイシアによる向上したアプローチアングルを特徴としている。サスペンションを最高位置に設定すると、標準高から2.1インチ高くなり、9.6インチの最低地上高、33.0度のアプローチアングル、25.5度のブレークオーバーアングル、24.5度のデパーチャーアングルを実現する。


PRO-4Xには8つの選択可能なドライブモード(スタンダード、エコ、スポーツ、トウ(牽引)、スノー、サンド、ロック、マッド/ラット)が用意されており、ヒルディセントコントロールと組み合わせることで、様々な地形に対応できる。さらに、オフロード情報ディスプレイには傾斜計、スリップインジケーター、ステアリングアングルインジケーターが表示され、オフロード走行をサポートする。


高級志向のユーザーに向けたプラチナムグレードも用意された。このグレードには、マッサージ機能付きフロントシート、アダプティブエレクトロニックエアサスペンション、22インチホイールなどの豪華装備が提供される。さらに、高速道路でのハンズオフ運転を可能にするProPILOT Assist 2.1も利用可能だ。


プラチナムグレードには、バイオメトリッククーリングシステムも標準装備されている。このシステムは、ルーフに取り付けられた赤外線カメラを使用して、フロントおよびセカンドローの乗員の体温を検知し、必要に応じて冷却空気を送る。また、モーション作動式リフトゲートも装備され、荷物の積み下ろしを容易にしている。


このグレードでは、デュアル14.3インチディスプレイ(インストルメントクラスター用と情報エンターテイメント用)が標準装備される。さらに、オープンポアウッドフィニッシュ、64色のアンビエント照明、キルティングレザーシートなど、高級感あふれるインテリアが特徴だ。フロントシートには、ヒーター、クーラー、マッサージ機能、12ウェイパワーシート機能が備わっている。


新型アルマーダには、ドライバーの視界をサポートする最新のカメラ技術も搭載されている。インビジブルフードビューはエンジンルームを「透視」したような視界を提供し、フロントワイドビューは広角の前方視界を提供する。3Dインテリジェントアラウンドビューモニターは、車両周囲のほぼあらゆる角度からの視界を提供し、障害物や危険の察知を容易にする。

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