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「経年的なモデルチェンジではない」ヤマハの新型水上オートバイ『ジェットブラスター』、新デザインの力

レスポンス / 2024年9月16日 12時30分

「羅針盤型デザインファーム」を掲げるGK京都は、米国ヤマハ発動機(Yamaha Motor Corporation, U.S.A.)が2025年モデルとして発表した水上オートバイ『JetBlaster(ジェットブラスター)』のデザインを担当したことを発表した。


グループ会社のGK Design International Inc.と共に、デザインコンセプト立案からスタイリングデザイン、C&G(カラー・アンド・グラフィック)デザインを手掛けている。


新型「JetBlaster」シリーズのスタイリングデザインは、より若い世代へ向けた、ワイルド且つスポーティーなスタイリングを具現化したという。ヤマハ発動機の水上オートバイとして初めての使用となる強化ポリプロピレンを構造体であるデッキに採用し、より軽量化やメンテナンス性を高めるとともに、これまでのモデルで実現できなかった革新的なデザインを実現。船首・乗船部・船尾に3分割された新しいデッキ構造や、船体の前後を大きくつなぐフレームは、俊敏で爽快な乗り心地を提供するとともに、大胆で鮮やかなカラーリングを創り出している。


プロジェクトにあたっては、家族や仲間と海や川などで水遊びを楽しむ乗り物として定着している、米国での水上オートバイの提供価値を棚卸しするところからデザインに取り組んだという。


その結果、既存商品の経年的なモデルチェンジでは無く、今までの水上オートバイのファンはもとより、新たな世代や水上オートバイに興味を持っていなかった人たちに訴求するデザインを導き出した。さらに、新素材の特性や製造方法を鑑み、技術や生産の関係者へ幾度もスタイリングの方向性について提案し、従来のヤマハ製の水上バイクとは全く異なった構成にすることで、スタイリングに新規性を織り込むことが出来たと自負する。


パーツ構成はスタイリングだけでなく、年度モデル毎に展開するC&G(カラー・アンド・グラフィック)が効果的にアピール出来るように構想デザイン段階から意識した。スタイリング・C&Gの両面からモデルの存在感を圧倒的に高め、これまでの『WAVERUNNER(ウェーブランナー)』ファンにはもちろん、湖上・洋上で航走しているのを見たり、ディーラーで一目見て虜にするような、未来の「WAVERUNNER」ファンの心にも響くようデザインを具現化した。


また、ユーザーが日々のメンテナンス時に艇体に触れる際、造形の美しさや使い勝手の良さを感じられるように手で触れる部分には細心の注意を払い、愛でる対象となる商材を意識してデザインしたという。


GK京都は1972年設立。デザインの力で、クライアントや社会の課題に対して羅針盤となれるデザインファームを目指している。

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