BYD、ヨーロッパデザインの新型電動トラック『ETH8』発表…IAAトランスポーテーション2024
レスポンス / 2024年9月18日 18時0分
BYDは9月17日、ドイツで開幕した「IAAトランスポーテーション2024」において、新型電動トラック『ETH8』を発表した。
19トンのBYD ETH8は、先進技術と多用途性、実用性を兼ね備えた新型電動トラック。多目的シャシーは物流や衛生業務に最適で、他の輸送要件にも対応可能。BYDの高度に統合されたeトラックプラットフォーム上に構築され、安全性、性能、効率性を追求している。
ETH8は、ヨーロッパ市場向けにデザインされた。BYDのデザインディレクターであるヴォルフガング・エッガーが手がけたアイコニックなXフロントフェイスとダイビングウエストラインが特徴で、エンジェルアイと呼ばれる低エネルギーヘッドライトが優れた視認性を提供する。
広々としたキャビンは、快適さと操作の利便性を追求した設計で、10.1インチの大型ディスプレイが運転手の周囲に配置され、計器類の視認性を確保している。長距離運転に対応するための寝台も備えている。
BYDは、自社で開発したパワートレインシステム、パワーバッテリー、車載半導体、モーターおよびモーターコントローラーシステムを統合したeトラックプラットフォームを用意している。革新的な5-in-1コントローラーを採用し、性能と効率を最適化している。メンテナンスが容易で、ダウンタイムとコストを削減する。
また、eアクスルは2速ギアボックスとバッテリーを組み合わせ、エネルギー効率を90%以上向上させる。回生ブレーキも搭載し、エネルギー需要を最適に制御する。
安全性も向上しており、BYDの29年にわたるパワーバッテリー開発経験を活かしたリン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーを採用。従来のリチウムイオンバッテリーに比べて安全性と安定性が高く、環境にも優しいという。
ETH8は、優れた機動性と静粛性を持ち、多用途に対応する。2つのホイールベースオプションがあり、ニーズに合わせて選択可能。4速ギアボックスは電動トラックに効率的なパフォーマンスを提供する。
大容量バッテリーは、20%から100%まで2時間以内に充電可能で、航続距離は250km。様々な充電ソリューションが提供され、最大限の利便性を実現する。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
燃料電池版「ルノー・マスター」発表、水素で航続700km、2025年市場投入へ…IAAトランスポーテーション2024
レスポンス / 2024年9月18日 17時0分
-
スカニア、新型電動トラックとバイオ燃料車を発表へ…IAAトランスポーテーション2024
レスポンス / 2024年9月16日 14時30分
-
VW傘下のMAN、新型電動トラック『eTGL』は航続235km…IAAトランスポーテーション2024で発表へ
レスポンス / 2024年9月9日 18時30分
-
BYD、新型電動商用車『E-VALI』を世界初公開へ…IAAトランスポーテーション2024
レスポンス / 2024年9月3日 15時45分
-
ボルグワーナーがリチウムリン酸鉄バッテリーなど新技術を公開予定…IAAトランスポーテーション2024
レスポンス / 2024年8月29日 10時30分
ランキング
-
1急なゲリラ豪雨でも大丈夫!ダイソーアイテムでバッグのびしょ濡れ回避
女子SPA! / 2024年9月18日 15時45分
-
2"時代遅れ"の「ファミレス」とくに厳しい店の正体 ガスト等の安い店より、中価格帯のほうがキツい?
東洋経済オンライン / 2024年9月18日 10時0分
-
3まぜるな危険…塩素系洗剤と酸性の食品で発生する事故に注意【クスリ社会を正しく暮らす】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月18日 9時26分
-
4「実は人種差別が1番酷い国」とは? 人気YouTuberが明かすリアルな体験「日本のネットは本当に酷い」
オールアバウト / 2024年9月17日 20時25分
-
5“密会”で使うラブホに妻と宿泊した結果…全てがバレて修羅場になってしまったワケ
日刊SPA! / 2024年9月18日 15時51分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください