「修理工場向け写真撮影手引」…整備時の透明性確保に向けた取り組み
レスポンス / 2024年9月20日 14時15分
日本損害保険協会は、車体整備の消費者に対する透明性確保に向けた取り組みの一環として、「修理工場向け写真撮影手引」を作成した。
この手引は、車体整備事業者(修理工場)から会員会社に対して必要な情報提供が行われるようにするためのものである。損害保険金請求時に必要となる基本的な取り組みとして、工程ごとに写真撮影のポイントを記載している。
今後、会員会社はこの手引を用いて車体整備事業者との連携を図り、自動車ユーザーである消費者に対する透明性ある情報提供と適切な保険金支払いに努める方針だ。
この取り組みは、旧ビッグモーター社による一連の事案を受け、国土交通省が策定した「車体整備の消費者に対する透明性確保に向けたガイドライン」に基づいている。ガイドラインでは、自動車ユーザーである消費者が車体整備サービスを受ける際やその妥当性・適切性を判断する際に、必要な情報が適切に提供されることが重要であるとする。
保険業界においても、適切な保険金支払いのため、会員会社は自動車ユーザーである消費者に対して損害保険金の認定内容に関する適切な説明を行うことが求められている。説明にあたっては、車体整備事業者から必要な情報の提供を受けられるよう、連携を図っていく必要がある。
手引きは日本損害保険協会のウェブサイトからダウンロードできる。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
あいおいニッセイ同和損保向けに“損害車両撮影ナビゲーションシステム”を構築 自動車保険金における保険金支払いのさらなる適正化を支援
PR TIMES / 2024年9月19日 16時15分
-
「損害保険会社からの出向者派遣に係るガイドライン」を策定 ~お客さま本位の業務運営に向け、すべての出向を対象に要件等を明記~
@Press / 2024年9月19日 14時0分
-
「修理工場向け写真撮影手引」を作成 ~損害保険金請求時に必要となる基本的な取組みを掲載~
@Press / 2024年9月19日 14時0分
-
自動車の販売・修理に関するデジタル技術を提供する「AutoX3」、日本市場に進出。AIによる画像解析で自動車の不具合を予測
PR TIMES / 2024年9月18日 13時15分
-
自動車業界のマーケティングAI社員「cars MANAGER」が国土交通省の車体整備ガイドライン完全準拠
PR TIMES / 2024年9月11日 18時45分
ランキング
-
1ワコール、英同業企業を買収 海外事業拡大へ販売力強化
共同通信 / 2024年9月26日 18時45分
-
2USスチール買収計画、日鉄社長「決して楽観できない」…仲裁委が「適格」判断で追い風も
読売新聞 / 2024年9月26日 23時17分
-
3年金「月14万円」…手取り30万円労働者の「残酷すぎる老後」
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月24日 18時30分
-
4任天堂も激怒「酷似ゲーム」会社が犯した痛恨失態 特許権侵害で訴訟され…出した"声明"にツッコミが殺到
東洋経済オンライン / 2024年9月25日 18時30分
-
5為替相場 27日(日本時間 7時)
共同通信 / 2024年9月27日 7時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください