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リチウムイオン電池の発火事故を防ぐ、世界初の蓄電池非破壊診断システム…IGSが二次電池展出展へ

レスポンス / 2024年10月2日 10時0分

Integral Geometry Science(以下「IGS」)は、10月2日から10月4日に幕張メッセで開催される「BATTERY JAPAN 二次電池展」において、世界初の「蓄電池非破壊画像診断システム」を出展する。


近年、国内外でモバイルバッテリーやEV、スマートフォンに使用されるリチウムイオン電池の爆発事故が相次ぎ、社会問題となっている。電池メーカーは製造工程でエージング試験を行い、不良品を検出しているが、潜在的な不良品を完全には見抜けず、発火事故が発生している。


IGSは、こうした問題を解決するために「蓄電池非破壊画像診断システム」を開発した。このシステムは、IGSが創り出した世界初の計算理論に基づき、蓄電池内部の電流密度分布を計測し、非破壊での故障解析と品質管理を可能にする。また、出荷前の電池の全数検査も実現する。


このシステムの特長として、「電池内部の電流密度分布を可視化」「非破壊検査が可能」「良品電池内部の電流ムラを非破壊で映像化」「出荷前の電池の全数検査を実現」が挙げられている。


IGSは、隠された世界を撮影するテクノロジーを研究開発する企業。2012年に木村建次郎博士と木村憲明博士が「散乱の逆問題の解法及び画像化法」を解明し、特許を取得した。この研究成果を社会実装するため、IGSは2012年に設立され、神戸大学インキュベーションセンターに研究開発拠点を置いている。

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