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日本のチューニング・カスタムパーツがやっぱりすごい! 注目ブース5選…湾岸BASE YOKOHAMA~オプションストリートナイトフェス~

レスポンス / 2024年10月7日 12時30分

9月14日に神奈川県横浜の港湾エリアにある山下ふ頭特設スペースを会場にして「湾岸BASE YOKOHAMA~オプションストリートナイトフェス~」が開催された。


参加車両の顔ぶれを見ると、チューニングカーやカスタムカーが総勢約800台が湾岸エリアに集まった。中でも往年の国産ハイパフォーマンスマシンが幅を利かせている様子。そんなユーザー層を当て込んでメーカー&ショップブースも数多く出展したのでチェックした。


◆見た目はちょい古、中身は最新「ZETA IV Classic」が登場【ブリッド】


ブースの前面に展示されてその存在をアピールしていたのは、ブリッドの新作バケットシートとなる「ZETA IV Classic」。90年代から00年代前半の車両の内装イメージを崩さないバケットシートとして開発された同モデル。“フルバケシートは欲しいが大径のベルトホールは今風すぎる…”そんな悩みを持っていたちょい古な車両に乗るユーザーに、ジャストフィットするのがこのモデルだ。


薄型/小径のベルトホールを備え、シンプルなデザインでクラシカルな内装デザインにも合う。さらにグレーのダブルステッチを使ったフィニッシュも美しい。クラシカルデザインを追求しているが、シェル形状や素材、剛性などは最新モデルを踏襲している。さらにシート背面にはハーフカバーが施されているので、シートプロテクターも不要(保安基準適合)。シートレールを取り付けてポン付けするだけで車検もパスする仕様なのも、手軽に導入できるポイントだ。


◆ポン付けタービンで366PS! 噂のGR86ターボが登場【HKS】


HKSブースにはデモカーのトヨタ『GR86』が展示され、これ見よがしにボンネットをオープンして新開発したボルトオンターボキットを来場者にアピールした。このキットは比較的手軽にターボチューニングできることをテーマに開発されたモデルなのが特徴。純正クラッチ、純正インジェクターを使いつつ、366psの最大出力を発揮することができる。


ターボキット専用の触媒を開発しポン付けするだけで保安基準に適合するのも魅力(同社にはキャタライザー部門もあるため、車検対応の試験環境があるHKSならではの仕様でもある)。燃料強化も不要、ミッションも適応の範囲内で周辺メカを大幅に変更すること無く、比較的手軽にターボチューニンができることからも多くのユーザーが注目するモデルとなった。GR86でストリートの頂点的な走りを得るターボキットなら間違いないだろう。


◆大人ジェントルなRZ34とストリート全開のGR86【ブリッツ】


ブリッツブースにはGR86とフェアレディZの2台を並べる展示を行った。その狙いはGR86=若いユーザーのストリートイメージ、フェアレディZ=大人のユーザーターゲットと、それぞれの車種には明確な想定ユーザーが居るという。


日産『フェアレディZ』は同イベントに来場者には大人のユーザーも多いと想定しての設定。足まわりはDAMPER ZZ-R+DSC Plusを組み合わせる。ストリート向けではあるがいざとなればサーキット走行もこなせる本物志向の足。加えて車内から減衰コントロールできるDSCを備えている点も大人ユーザー注目の仕様。マフラーには軽量のフルチタン仕様のみのラインアップとした。


対してトヨタ『GR86』はマフラーにはステンレス/チタンを選べる仕様、さらにインテークもセレクト幅が広く自分セッティングが楽しめる。加えてシフトノブなどの細部パーツも用意されているので、細かなパーツでGR86のセットアップをはじめて、ボディキットでフィニッシュというGR86を少しずつ育てていく楽しみ方にもぴったりなパーツ展開を行う。


◆アドバンといえば赤黒!走りのタイヤはこれに決まり 【ヨコハマタイヤ】


アドバンカラーの赤黒で彩られたデモカーを2台並べたヨコハマタイヤブース。走り=アドバンのイメージを多くの来場者に持ってもらうこともブース出展の目的だという。加えて往年のファンには広く認知されている赤黒=アドバンイメージを、若いユーザーにも知ってもらうことも狙いとなった。


展示スペースにはストリートでのスポーツ走行から、サーキットでのグリップ走行やドリフトまでをカバーする、オススメタイヤをズラリと展示して目的別のタイヤセレクトを指南した。具体的なセレクトとしては、サーキットは年に数回というライトなユーザーには「アドバン ネオバAD09」がオススメ、ライフの長さとハイグリップをバランスさせたモデルとなった。一方サーキットでタイムを追求するユーザーには「アドバン A052」をプッシュする。


またワインディングを楽しく走るユーザーには「アドバンスポーツ V107」がオススメだと言う。こちらはウェット性能も高く、普段使いする上での安心感も高い。自分のスポーツドライビングにピタリと合ったタイヤ選びがヨコハマタイヤの各モデルとして用意されいるのもわかりやすいいブース展開となった。


◆ステップアップ対応の唯一無二なGR86ワイドボディキット【アーティシャンスピリッツ】


アーティシャンスピリッツのブースでイチオシとなったのはGR86のワイドボディキット。SEMA SHOWで同型のスバル『BRZ』を出展して以来、注目を集めていたボディキットがいよいよ国内でもお披露目されることとなった。


しかし多くのユーザーが扱いやすい設計としているのが「GR86ワイドボディキット(ブラックレーベル)」の特徴でもある。そのひとつがホイールへの対応だ。既存の1ピースホイールのインセットを調べた上で、市販されているホイールをそのまま履けばピタリとフェンダーのツラが出せるフェンダーの出幅(フロント30mm/リア50mmワイド)を設定している。


さらに各部のパーツは一気に取り付けなくてもフロント/サイド/リア/オーバーフェンダーと徐々にステップアップしていける仕様としたのもカスタムを始めやすい仕様。フェンダーのダクトも別体パーツとなっているため最初はプレーンな状態のフェンダーを取り付け、後から加工してダクトを取り付けできる構造になっている。ステップアップを楽しめるエアロとしている点も取っつきやすく奥が深いパーツ群とした。


土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

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