横浜ゴムの「ADVAN」「GEOLANDAR」が2024年度グッドデザイン賞を受賞
レスポンス / 2024年10月17日 9時30分
10月16日、2024年度のグッドデザイン・アワードが発表され、横浜ゴムの「ADVAN」「GEOLANDAR」が2024グッドデザイン賞を受賞した。
受賞したのは2月より発売したプレミアムコンフォートタイヤ「ADVAN dB V553(アドバン・デシベル・ブイゴーゴーサン)」と5月より発売したSUV・ピックアップトラック用スタンダードオールテレーンタイヤ「GEOLANDAR A/T4(ジオランダー・エイティフォー)」タイヤ2商品。
「ADVAN dB V553」は“上質な静粛性が持続するプレミアムコンフォートタイヤ”をコンセプトに開発されたタイヤ。静粛性をさらに進化させただけでなく、摩耗の進行による静粛性とウェット性能の低下を抑制し、静けさと安全性がより長く持続するタイヤ。同社が展開する電動車対応商品でもあり、独自マーク「E+(イー・プラス)」が打刻されている。
審査員からは、「タイヤの全体的なトレッドパターンは非常に細かく、特にサイドデザインが特徴的。全体的なパターンが繊細であるだけでなく、タイヤの内側・外側の縦溝の幅によって排水性能を調整し、密着性を高めるなど、高い機能性も考慮されている。この製品は、現在台頭しつつある電気自動車にも適している」と評価された。
「GEOLANDAR A/T4」はオールテレーンタイヤに求められるオンロード性能とオフロード性能をさらに高次元で両立しながら、よりオフロードイメージの強いデザインを実現したタイヤ。「スノーフレークマーク」を全サイズで獲得し、冬用タイヤ規制時でも走行可能なタイヤとして認められている(全車チェーン規制時にはいかなるタイヤもチェーン装着が必要)。
審査員からの評価は、「日常使いで重要視されるオンロードでの快適性や静粛性を犠牲にすることなく、ユーザが製品に望むアグレッシブな見た目を獲得することに成功している。両側面は、異なるサイドブロック形状を採用しており、印象的なホワイトレターの入れ方を含めて、ユーザに好みのデザインを選ぶ楽しさを提供している。また、摩耗時の対策として、悪化しがちなノイズを独自のアプローチで改善しているほか、トレッドパターンの変化を最小に抑える工夫を盛り込んでいる点も高く評価した」としている。
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