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【プロショップ訪問記】EPIC(埼玉県):音作りからインストールまでをトータルサポートする実力ショップ

レスポンス / 2024年10月21日 6時30分

2021年にオープンしたオーディプロショップであるEPIC(埼玉県志木市中宗岡2-14-35)。外環道・和光北IC、関越道・所沢IC、首都高埼玉大宮線・浦和南ICのいずれからも近いアクセス至便のお店。クルマをトータルで任せられる総合ショップなのも魅力だ。


◆オーディオはもちろんクルマのトータルサポートをお任せできる!


EPICは2021年にオープンした新進気鋭のプロショップ。母体となっているのはカーコーティングや洗車、板金・塗装、車検・整備、タイヤ・ホイール(オートウェイサテライトショップでもあり輸入タイヤの取り扱いも充実)などを扱うトータルカーショップであるグローヴだ。代表の小野さんが大のオーディオファンであったことからオーディオ部門が発足、経験豊かなエキスパートのインストーラーをスタッフとして加えることで瞬く間に関東の有力ショップとなっている。先頃にはEPICの主催による第1回OACサウンドコンテストを開催するなど、着実に関東のカーオーディオシーンに影響を与えはじめている注目ショップだ。


EPIC代表の小野さんは学生時代からバンドを経験するなど音楽好きだった。同時にクルマも大好きでそれが高じて整備士の道に進み、社会人デビューは国産メーカーのディーラー整備士だった。その後は石油関連企業の営業へと転職しエンドユーザーへの直接営業を経験して幅広い社会人経験を積むことになる。


「クルマの整備仕事に加えてガソリンスタンドでの営業で毎日数百件のお客に水抜き剤を販売するといった営業にもチャレンジして経験を積みました。これらの経験が今の私のベースになっていると思っています」


30歳になるとグローヴを立ち上げる。最初は幅広いユーザーが興味を持つ洗車を中心としてスタート。しかし小野さんの中では“いつかはオートサロンに出展できる企業”を目指しての起業だった。


◆各ジャンルのスペシャリストを迎えて常に最高技術の提供を目指す


当初からトータルカーショップを標榜していた同店は車検整備、板金塗装、コーティングと部門を次々強化して幅を広げて行く。しかも外注では無く自社ですべてをまかなうスタイルにこだわった。その際に小野さんが採った戦略が徹底したクオリティアップだった。例えば整備部門には腕利きのディーラー整備士を招き入れる、また板金のエキスパートをヘッドハントしてスタッフを整備。さらには車検認証工場を備えるなど設備も同時に充実させ、優れた人と環境によって作業のクオリティを徹底して高めていく。


「誰にも負けたくないと思ってやって来たんです、そのためには優れたスタッフが不可欠です。作業のクオリティを高めて常にトップを目指して来たのが今につながっているのだと感じています」


小野さんとオーディオの関わりはどんなものだったのだろう。社会人になってから自分でクルマを所有すると量販店でスピーカーを買ってDIYで取り付けるなど一般的なオーディオ好きなユーザーだった小野さん。そんな時に量販店の店頭でオートサロンに出展するオーディオカーを見かける。そのクオリティの高さを目の当たりにした小野さんは“いつかは自分のこんなクルマを作りたい”と自らもハイレベルなオーディオカーの製作を目指すのだった。


グローヴを起業してからはユーザーからオーディオ関連のオーダーが入るようになる。当時は社内に納得できるオーディの技術が無くオーディオ作業は外注していた。その時に外注先のプロショップで“プロの作る音”を体験することになる。


「プロショップが作ったクルマを聴いたんです、するとボーカルが目の前で歌っているサウンド、サブウーファーの低音が前から聴こえてくるクオリティの高いオーディオに出会ったんです。これはすごい! と思って自分たちでも手がけたいと強く思いました」


◆趣味を突き詰めた結果がオーディオ部門立ち上げに繋がる


こうして当時小野さんが乗っていたアルファード、さらに洗車・コーティングのスタッフだった藤浪さんのbBの2台を練習台にしてオーディオのインストールや調整のトレーニングがスタートする。この時はまだ事業として成立しているわけでは無く、あくまでも代表とスタッフの趣味だった。しかし誰にも負けたくないという思いは強く、そのためには質の高いプロ用の測定器を導入。RTA測定やタイムアライメント測定などをこなして、車内で何が起こっているかを機器を使って理論的に解析していくことにした。


こうして社内でオーディオカーを作って調整する日々が続き、全国各地のオーディオコンペにもプライベーターとして参加していく。その中でハイエンドカーオーディオコンテストで入賞するまでに成長する。ショップに頼ること無く、自らの取り付けと調整で入賞を手にしたことで小野さんは自信を付けていく。


「ハイエンドカーオーディオコンテストで入賞してから自分の音にも自信が付きましたし、同時にショップとしても変化がありました。グローヴにオーディオに関する問い合わせが増えてきたんです。また経験豊かなインストーラーがスタッフとして加わったこともあって本格的にオーディオ部門が立ち上がることになりました」


こうしてグローヴのオーディオ部門としてスタートしたEPIC。測定器を使った理詰めの調整に加え、ハイエンドな音を数多く経験して感性を重視したサウンド構築も兼ね備えるようになる。オーディオインストール専用の工房を新たに設置するなど、オーディオ部門の環境も強化。また腕利きインストーラーによるハイレベルな取り付け技術も大きなアピールポイントとなりオーディオファンの中でも徐々にEPICの名が知られるようになる。


「EPICではグローヴの持つ技術のすべてを生かしてクルマを作っています。塗装も造形も内装の張り替えも、すべてを自社で手がけることで、クオリティを高めて行きたいんです。カーオーディオはあくまでもクルマがありきです、クルマはカッコ良くあるべきだと思っています。音の良さはもちろんですが、インストールの美しさも同様に大切です。それを含めて内装ドレスアップをトータルコーディネートして行くのがEPICのスタンスなんです」


トータルカーショップであるグローヴが母体であることの優位性を生かしたEPIC。オーディオインストールはもちろんだが塗装や板金なども自社で手がけることからクルマを一台丸ごとカスタムしていける環境があるのも同ショップの大きな強みとなった。


2024年9月にはEPICに取っても初の主催イベントとなるOACサウンドコンテストを開催。関東ではこれまで少なかったオーディオコンテストを開催することで、カーオーディオ文化の底辺を広げて行くのが狙い。またサウンドのみならずインストールの大切さをユーザーにも広く普及させていくために音質審査に加えてインストールコースを設けていたのも同ショップならでは試みだ。


高音質なカーオーディオを求めている、同時にかっこいいインストールも施したい、そんなレベルの高い欲求を持ったオーナーも満足させることができるEPIC。オーディオの可能性を拡げる同ショップを訪れて、自分流のオーディオ構築を始めてみると良いだろう。

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