世界初「トライフューエル」ハイブリッド車、LPG併用で航続1600km…キアがイタリアで発表
レスポンス / 2024年10月25日 15時30分
ヒョンデ傘下のキアは10月21日、世界初のトライフューエルハイブリッド車『ニーロ・トライフューエル』をイタリアで発表した。この革新的な車両は、ガソリン、電気、そしてLPG(液化石油ガス)の3種類の燃料に対応している。
ニーロ・トライフューエルは、キアとウエストポート・フューエル・システム・イタリア/BRCとの長年にわたるパートナーシップにより開発された。既存のハイブリッド車をベースに、LPG燃料システムを追加することで実現した。これにより、キアのニーロシリーズに革新的で技術的に進んだ新製品が加わることとなったという。
この新型車は、1.6リットルのスマートストリームGDIエンジンを搭載しており、90hpを発揮する。これに43.5hpの電気モーターを組み合わせることで、最大出力126hpを実現している。
走行時の操作性は従来のハイブリッド車と変わらず、ユーザーにとって使いやすい設計となっている。6速デュアルクラッチ式オートマチックトランスミッションを採用し、マクファーソンストラット式フロントサスペンションとマルチリンク式リアサスペンションにより、あらゆる走行状況で快適な乗り心地を追求する。
ニーロ・トライフューエルの大きな特徴は、その経済性にある。例えば、ビジネスバージョンの場合、42リットルのガソリンタンクと40リットルのLPGタンクを合わせて、複合サイクルで約1600kmの走行が可能となる。
デザイン面では、キアの「Opposites United(相反する調和)」哲学に基づいた動的かつエレガントな外観を採用している。自然からインスピレーションを得た色彩や素材、仕上げを取り入れ、未来志向の車両デザインを実現している。大型のCピラーは特徴的なブーメラン型のリアライトと融合し、空力性能の向上にも貢献している。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[15秒でわかる]キア『ニーロ・トライフューエル』…世界初のトライフューエルHV
レスポンス / 2024年11月2日 16時0分
-
スバルの「“新”ハイブリッド」何がスゴイ? 他メーカーがマネしない「“独特”のシステム」とは
くるまのニュース / 2024年10月23日 20時10分
-
スバル「ストロングハイブリッド」発表にSNS反響、「めっちゃ神な組み合わせ」燃費改善に期待の声
レスポンス / 2024年10月18日 8時15分
-
スバルが新型「クロストレック S:HEV」世界初公開! ストロングハイブリッドで燃費大幅向上! 「アイサイトX」も初搭載し先行予約開始
くるまのニュース / 2024年10月17日 10時0分
-
アルファロメオ『ジュニア』、48Vハイブリッドの「スペチアーレ・イブリダ」世界初公開へ…パリモーターショー2024
レスポンス / 2024年10月13日 11時30分
ランキング
-
1好感度ワースト1位なのに!? アンチが多いはずのタレントがテレビや広告から消えないワケ
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年10月31日 8時15分
-
2人気「ミックス犬」誕生の裏にある切なすぎる運命 「唯一無二の存在」と主張する人に言いたいこと
東洋経済オンライン / 2024年11月2日 7時50分
-
3スマホの充電量をいつも「100%」にしていますが、友人に「バッテリーが消耗するよ」と言われました。そんなに劣化するものなのでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年11月1日 4時20分
-
4テレビを廃棄するとき、B-CASカードはどうすればよい? 破棄する際に必ずすべきこととは【家電のプロが解説】
オールアバウト / 2024年11月1日 21時25分
-
5【ダイソー】旅ライターがガチですすめる! 便利なお出かけアイテム10選
マイナビニュース / 2024年11月2日 10時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください